横江の虫送り行事

横江の虫送り行事
横江町で毎年7月第三日曜日土用の丑の日に町の人ほとんど(約300人)が参加しておこなわれている。田の害虫を駆除するための行事。いつごろから行われてきたかは不明であるが、江戸時代には郡奉行所に開催願いが出ている記録がある。当日夕刻から町端の発信地点に、鼓太鼓を先頭に行列の人々が手にタイマツとカンテラに火を灯して並び、若者たちの誘導で集落を1周行進する。宇佐八幡神社の正面には、藁で編み込んだ火縄アーチ(幅3.4m高さ3.5m)が事前に用意されており、両端から点火され,中央に「虫送り」の文字が火によって浮かび上がる。若者たちはその下をかいくっぐって神社境内に太鼓を持って走りだし、神社境内に設置された大かがりのまわりに太鼓をならべる。大かがりに点火されると若者たちは、太鼓を狂ったようにたたき爆音をとどろかせる。大かがりの火が収まると、子供たちによる相撲が奉納される。
特色
加賀平野では、昭和初期頃まで各集落で伝統的に開催されていたが、農村の都市化により消滅していった行事。昭和39年11月1日に旧松任町の指定文化財となる。

メタデータ
横江の虫おくり行事

 

資料集
064_067_横江の虫送り行事