笥笠中宮神社

笥笠中宮神社
笥笠中宮神社は、村上天皇天暦11年(957)4月の創建と伝えられ、笥笠は「けがさ」とも呼び当地区の古地名で、八方を高山に囲まれた蓮華のような段丘に位置していたことと、白山山頂と本宮(白山比咩神社)の中間に位置していたことから、かつては「笥笠(すがさ)中宮」と呼ばれていました。白山七社のうち、別宮・佐羅宮と共に中宮三社と称され、加賀禅定道の事実上の起点であったため、南北朝時代以前には多くの社殿堂宇が建ち並び、白山五院・三ケ寺・中宮八院を傘下に置くなど、白山信仰の中心的な宮として、本宮をしのぐ大勢力でした。
平安末の安元年間、鵜川涌泉寺闘諍の折、三社八院の衆徒が佐羅宮の神輿を奉り比叡山延暦寺を動かし強訴に及びましたが、当社がその領導の任にあったこと夙(つと)に世に知られています。また、境内には七葉樹(とちのき)と桂があり、ともに白山市指定天然記念物になっています。
明治5年12月村社に列し、同10年3月白山比咩神社の摂社に定められ 同40年10月当区内に存した無格社貴峰社を合祀し、大正4年11月6日神饌幣帛料供進神社に指定されました。(編集中)