白髭神社
白髭神社(しらひげじんじゃ)
愛知県稲沢市祖父江町四貫宮屋敷
四貫の白髭神社は江戸時代の初めごろにできたと言われています。「洪水の前の夜に白いひげのおじいさんが夢枕に立って、村の人にひなんするように注意した」という白髭伝説(しらひげでんせつ)は日本中にあります。このため、大きな川の近くには白髭神社が多くまつられているのです。四貫の白髭神社では、「おびしゃ」という行事があります。
矢をいって、その年の作物のできを占ったり、わざわいがおきないように、健康にすごせるようにもちをまく「もちなげ」を行います。還暦(60才になった人)の人がおもちやおかしをほうのうして、そのおさがりをやく年の人がまきます。子どもも大人も参加する行事です。
参考資料
1)『祖父江町史』P.69 P.72