史跡-3 長倉集落、棚田、桂峯寺岐阜県私立大学地方創生推進事業, 飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ, デジタルアーカイブ史跡-3 長倉集落、棚田、桂峯寺 長倉地区は上宝町にあって、南向きの日当たりのよい集落である。かなり急な道路が建物の間を縫うように通っていて、最頂部に棚田があり、焼岳が正面に見られる。そこから少し下ったところに桂峯寺がある。寺からは長倉集落が見下ろせ、眺望がよい。 桂峯寺は釈迦如来を本尊とする臨済宗妙心寺派(龍泉派)の寺院で、山号は仁月山。飛騨三十三観音霊場28番札所である。 江馬氏2代当主の江馬朝方が鎌倉建長寺の夢窓疎石を招いて鎌倉時代の弘安年間に上宝町本郷の地に桂月庵として建立した。建立時は建長寺派であったが、室町時代の永承年間に江馬時直が越中国泰寺の正雲和尚を中興開山として寺基を現在の長倉の地に移した。江戸時代に妙心寺派となった。 寺宝として江戸時代に高山宗猷寺から当寺に渡った仏師竹内右門作の子安観音像のほか、幕末に高倉在靖により描かれた本堂の天井の龍の墨絵がある。他に竜頭観音など、いくつかの円空仏も所蔵する。 資料 ④史跡-3 長倉集落、棚田、桂峯寺 2023年1月27日 https://digitalarchiveproject.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSC_5259_R.jpg 768 1024 dapro https://digitalarchiveproject.jp/wp-content/uploads/2023/02/logo.jpg dapro2023-01-27 11:55:112023-01-27 11:56:21史跡-3 長倉集落、棚田、桂峯寺