旧佐屋川野田渡船場跡
旧佐屋川野田渡船場跡 (きゅうさやがわのだとせんじょうあと)
愛知県稲沢市祖父江町野田佐屋川
むかしは、木曽川や佐屋川には橋がなく、渡し舟でわたりました。野田(牧川地区)には「野田の渡し」のあとがあります。
佐屋川は、はばが160mもある大きな川でしたが、1900年(明治33
年)にせき止められ、小さな川になりました。今でもむかしのていぼうが牧川地区の島本、野田、中牧、長岡地区の西鵜之本、四貫などにのこっています。
この場所は、旧佐屋川の野田渡船場の跡として祖父江町が昭和50年3月28日に指定しました。
野田渡船場は人の行き来が多かったためキリシタン禁制の「高札」も立っていたと書かれています。
参考資料
1)『わたしたちのまちそぶえ』P.47 平成8年 祖父江町教育委員会
2)『祖父江町史』P.222 , P.487
3)『長岡の昔ばなし 一本松の子ら』
4)『長岡の昔ばなし第二集 みよ池の里』
5)『八開村史 通史編』P.215
6)木曽川下流河川事務所「KISSO VOL.30祖父江町特集号」
https://www.cbr.mlit.go.jp/kisokaryu/KISSO/kobore30.html