平成29年度
  • 目 標
    ○20万件に及ぶ地域の様々な地域資源を保管するデジタルアーカイブを用いて,地域の活性化分野で,知的創造サイクルの一環として,「知の増殖型サイクル」を試行研究し,地域課題を探求し、深化させ課題の本質を探り実践的な解決方法を導き出す手法を確立する。
    ○本事業では,「知の増殖型サイクル」の具体的な実践と各分野,また企業等への適応を進めるための実践を通じて基礎的研究を行う。
    ○本年度は,主に大学の地域連携を知的創造サイクルとして「知の増殖型サイクル」を用いて全学が利用できる地域に開かれた地域資源デジタルアーカイブによる知の拠点形成のための基盤整備をする。また,これらの利用結果を調査し,「知の増殖型サイクル」として,文化,行政,産業,教育等への適応を可能にする。
  • 実施計画
    ①全国の地域資源(約20万件)のデジタルアーカイブの「知の増殖型サイクル」を用いた地域の活性化を図る。既に,「沖縄修学旅行 おぅらい」は,毎年,全国の高校生約1万名が利用し,これまでに約6万名が利用している。また,同様に「飛騨匠の技おぅらい」(Hida Orai:海外用)を開発し,インバウンドによる地域の観光資源を発掘するとともに、飛騨高山の匠の技を生かした伝統文化産業の振興を図る。
    ②奈良時代からの歴史ある資料や,地域の木工の文化,歴史,技術,産業,教育の総合的な飛騨高山匠の技デジタルアーカイブについては,「知的創造サイクルとしての地域資料デジタルアーカイブの開発」の研究により,「知の増殖型サイクル」の地域資料への適応について言及している。今年度から3年間で,この研究を基に具体的な開発研究を行う。デジタルアーカイブの「知の増殖型サイクル」等を用いて,とくに,伝統技術の伝承,伝統産業の発展,歴史的価値のある木工製品の伝承,利用拡大を図る。これにより,地域の課題となっている確かな伝統技術の次の世代への伝承を可能にする。
    ③岐阜県の積極的な地域資源の収集・デジタルアーカイブ化を進め,「知の増殖型サイクル」機能を用いて,より文化的価値を高め文化財産として伝承し,地域の観光資源を発掘する。
  • 目標達成度
    ①飛騨高山匠の技デジタルアーカイブの開発 (コンテンツ数10,000件以上目標) 
    ②地域資源のデータベースによる「知の増殖型サイクル」の実証事例の調査(全国10か所の調査) 
    ③本学の大学デジタルアーカイブの活用度(Webページの閲覧数 10,000件/年以上) 
    ④本学のブランドの浸透度(在校生アンケート調査)(現在1.8% → 15%)
平成30年度
  • 目 標
    ○本年度は継続して飛騨高山匠の技デジタルアーカイブに加えて新たに郡上白山文化遺産のデジタルアーカイブを開発するために、伝統的な生活・文化の資料を広く収集し,デジタルアーカイブ化を進め,「知の増殖型サイクル」を構成し,地域資源デジタルアーカイブに必要な情報の推進を図る。
    ○本年度は,主に大学デジタルアーカイブの機能として,本学の教育資料等の有機的な総合保管関連システムの開発研究を行い,これらを支える専門職のための人材養成のためのカリキュラム並びにテキストの開発を行う。
  • 実施計画
    ①平成29年度からのこの地域資源デジタルアーカイブ(飛騨高山匠の技・郡上白山文化遺産)の開発,課題解決力の向上,アクティブラーニングによる社会人を対象にした講習の構成,社会へ適応力の向上,「知の増殖型サイクル」を確かな教育の方法,資料を明らかにする研究を推進する。この成果をインターネット,講習会等で広く提供・公開する。
    ②地域からの委託研究の成果や本学の研究資料等のデジタルアーカイブ化を進め,「知の増殖型サイクル」を構成し,地域の活性化を図る。                              
  • 目標達成度
    ①飛騨高山匠の技デジタルアーカイブの開発 (コンテンツ数40,000件以上目標) 
    ②郡上白山文化遺産デジタルアーカイブの開発(コンテンツ数20,000件以上目標) 
    ③地域資源のデータベースによる「知の増殖型サイクル」の実証事例の調査(全国10か所の調査) 
    ④本学の大学デジタルアーカイブの活用度(Webページの閲覧数 30,000件/年以上) 
    ⑤本学のブランドの浸透度(在校生アンケート調査)(現在1.8% → 30%) 
    ⑥テキストの開発率20%
平成31年度
  • 目 標
    ○郡上白山文化遺産のデジタルアーカイブ(・文化的伝統の収集と調査・建造物、建築物群の歴史的な価値の調査・白山信仰の三馬場の調査)において「知の増殖型サイクル」を構成し,世界遺産への登録を支援する。
    ○また,「知の増殖型サイクル」の企業への適応に関する開発研究並びに知の拠点としての大学デジタルアーカイブの活用(方法)の教材テキスト,これらを支える専門職のための人材養成のためのカリキュラム並びにテキストの開発を行う。
  • 実施計画
    ①飛騨高山の匠の技のデジタルアーカイブを開発し,「知の増殖型サイクル」を用いて,今後の地域の活性化の基礎資料として活用に必要な情報を提供し,Webの作成や冊子作成を始め,地域の活性化を図る。
    ②地域の伝統の文化を英語などでデジタルアーカイブし,ホテルや店舗と連携することによりインバウンドによる新たな観光資源を発掘し,地域の活性化を促す。                               
  • 目標達成度
    ①飛騨高山匠の技デジタルアーカイブの開発 (コンテンツ数100,000件以上目標) 
    ②郡上白山文化遺産デジタルアーカイブの開発(コンテンツ数50,000件以上目標) 
    ③地域資源のデータベースによる「知の増殖型サイクル」の実証事例の調査(全国10か所の調査) 
    ④本学の大学デジタルアーカイブの活用度(Webページの閲覧数 50,000件/年以上) 
    ⑤本学のブランドの浸透度(在校生アンケート調査)(現在1.8% →50%) 
    ⑥テキストの開発率30%
平成32年度
  • 目 標
    ○アーカイブ化し,その各種条件に適する情報を,「知の増殖型サイクル」で,論文資料を作成し,提供する。これにより地域の課題の解決とともに地域の雇用の創出にもなることを調査研究を行う。
    ○さらに,伝統的な衣類や建物の文化や食文化についてのデジタルアーカイブを構成し,現代における生活文化の違い,衣類や建物の美と技についての研究を進め,アイデンティティのある地域文化の開発を進める。
    ○また,「知の増殖型サイクル」の地域課題の解決への適応に関する開発研究並びに知の拠点としての大学デジタルアーカイブの活用(方法)の教材テキスト,これらを支える専門職のための人材養成のためのカリキュラム並びにテキストの開発を行う。
  • 実施計画
    ①飛騨高山の匠の技や郡上白山文化遺産のデジタルアーカイブを開発し,「知の増殖型サイクル」を用いて,今後の地域の活性化の基礎資料として活用に必要な情報を提供し,Webの作成や冊子作成を始め,地域の活性化を図る。
    ②地域の伝統の文化を英語などでデジタルアーカイブし,ホテルや店舗と連携することによりインバウンドによる新たな観光資源を発掘し,地域の活性化を促す。
  • 目標達成度
    ①飛騨高山匠の技デジタルアーカイブの開発 (コンテンツ数120,000件以上目標)  
    ②郡上白山文化遺産デジタルアーカイブの開発(コンテンツ数60,000件以上目標)  
    ③地域資源のデータベースによる「知の増殖型サイクル」の実証事例の調査(全国10か所の調査)  
    ④本学の大学デジタルアーカイブの活用度(Webページの閲覧数 70,000件/年以上)  
    ⑤本学のブランドの浸透度(在校生アンケート調査)(現在1.8% →75%)  
    ⑥テキストの開発率50%
平成33年度
  • 目 標
    ○郡上白山文化遺産のデジタルアーカイブ(・文化的伝統の収集と調査・建造物、建築物群の歴史的な価値の調査・白山信仰の三馬場の調査)において「知の増殖型サイクル」を構成し,世界遺産への登録を支援する。
    ○また,「知の増殖型サイクル」の企業への適応に関する開発研究並びに知の拠点としての大学デジタルアーカイブの活用(方法)の教材テキスト,これらを支える専門職のための人材養成のためのカリキュラム並びにテキストの開発を行う。
    ○本事業についてフォーラムを全国で開催し、地域の課題を解決する手段としての「知の増殖型サイクル」の有効性を広報するとともに、デジタルアーカイブを推進する大学としてのブランドを確立する。
  • 実施計画
    ①飛騨高山の匠の技や郡上白山文化遺産のデジタルアーカイブを開発し,「知の増殖型サイクル」を用いて,今後の地域の活性化の基礎資料として活用に必要な情報を提供し,報告書作成を始め,地域の活性化を図る。
    ②継続して地域の伝統の文化を英語などでデジタルアーカイブし,ホテルや店舗と連携することによりインバウンドによる新たな観光資源を発掘し,地域の活性化を促す。
    ③地域課題に対して、「知の増殖型サイクル」の有効性を実証する。このように地域の知が適切に循環・増殖することで新たな価値の創造と,これらを実践できる高度な専門的な知識を持つ人材の養成による雇用の創出を促進し,その結果として「知の増殖型サイクル」としてデジタルアーカイブの効果が認められ,さらにデジタルアーカイブの新たな展開を行う。また,これにより大学は地域に開かれた「知の拠点」とする。
  • 目標達成度
    ①飛騨高山匠の技デジタルアーカイブの開発 (コンテンツ数150,000件以上目標)  
    ②郡上白山文化遺産デジタルアーカイブの開発(コンテンツ数80,000件以上目標)  
    ③地域資源のデータベースによる「知の増殖型サイクル」の実証事例の調査(全国10か所の調査)  
    ④本学の大学デジタルアーカイブの活用度(Webページの閲覧数 90,000件/年以上)  
    ⑤本学のブランドの浸透度(在校生アンケート調査)(現在1.8% →100%)  
    ⑥テキストの開発率100%