国指定・荻町(白川村)

国指定・荻町(白川村)
白川村を「下白川郷」、荘川地域を「上白川郷」と呼んでいた。今は白川村のみを指すことが多い。
白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られる。独特の景観をなす集落が評価され、1976年重要伝統的建造物群保存地区として選定、1995年には五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。白川郷の荻町地区は、今も実生活の場として使われているところに価値があり、それが他地域の合掌民家集落と違うところである。
⑴ 重要伝統的建造物群保存地区  保存地区面積45.6ha
①伝統的建造物124件
・建築物117件 
合掌造家屋109(合掌造主屋59、付属建物46、宗教建築4)、
非合掌造家屋8、
・工作物7件、
②環境物件8件
 合掌造家屋は59棟あり、幕末から明治時代の初頭にかけて建築されたものがほとんどである。合掌造は切妻[きりづま]の茅葺屋根に特徴があり、この地域が豪雪地帯であることから屋根は急勾配になっている。また、養蚕のため屋根裏を2〜3層、規模の大きな家屋では4〜5層に造って効率的な利用をしていた。さらに荘川に沿って吹く風の抵抗を少なくするため、妻面を南北に向けて建てており、立ち並ぶ様は、見る者を圧倒する。
  
地区内の施設
◇和田家住宅 – 国の重要文化財
◇明善寺 – 庫裏と鐘楼門は県の重要文化財となっている。
◇明善寺郷土館
◇長瀬家住宅 
◇神田家住宅 など

 

関連資料

1-1-15 国指定・荻町(白川村)