米倉寺

米倉寺
米倉寺の本堂に、左甚五郎の作といわれる雌雄の龍がある。あるとき、この二頭が喉を潤すため、葛川に出て水を飲み、のそのそ寺に帰ろうとするとき、洗濯婆さんに出会った。
婆さんは驚きのあまり腰を抜かし、しばらくは口もきけぬ有様であったそうな。このことがあって、再び龍が外出しないように、二頭とも両眼を鋸でひき潰したので、その歯跡が残っているという。
#左甚五郎