誕生寺

誕生寺
誕生寺は、日家上人により建治2年(1276)に創建したと伝えられる日蓮宗の寺院で、明応7年8月(1498)と元禄16年(1680)に地震と津波により七堂伽藍を失う被害を受けた。その後再建された現存の仁王門は、宝永3年(1706)に建立されたものである。仁王門は5間3戸の楼閣門で、下層に和様三手先、上層に唐様三手先の組物を持ち、本蟇股の中備としている。いくつかの装飾の中でも、楼上に見える般若の彫刻は左甚五郎の作と伝えられている。幾度かの修理を経て、部分的な改変はあるものの全体として創建時の様子をとどめており、県内では最大規模の仁王門として貴重な建造物である。