旧大戸家住宅
旧大戸家住宅
国指定重要文化財(建造物) 昭和31年6月28日指定
この旧大戸家住宅は大野郡白川村から昭和38年に原型のまま移築された。建物の大きさと独自の構造は、大家族制度を代表する合掌造りの建物である。
建築は、天保4年(1833)~弘化3年(1846)の13年間をかけて造営された。建物の規模は、桁行21.4m、梁間12.27m、棟高13.0m、形式は、切妻、茅葺、内部4階建となっている。
建築の特徴は、釘やかすがいをまったく使わず、素縄やネソという木材で組み立てられていることである。
資料によれば、合掌造りは、平家の落武者が奥飛騨の白川郷に住みつき、編み出した建築方法である。
説明板より
関連資料
1-1-13 旧大戸家住宅
資料集
013_222_大戸家