浄願寺
浄願寺
太平洋戦争中に供出された梵鐘は<吉原鐘>と呼ばれ、1799年に住職と
江戸吉原の人々と縁あって、浅草や吉原の人々から贈られた鐘であった。
その由来を書いた掛軸は今も残されている。
歌人・北原白秋が戦前に浄願寺に立ち寄った際に詠んだ句碑がある。
<梅雨はれて吉原鐘に人のほる>
浄願寺は親鸞聖人の弟子によって開創されたと伝えられ、1469年現在地に
移転したといわれている。