【報告会】文部科学省委託事業 令和3年度 幼稚園教諭の人材確保・キャリアアップ支援事業 (幼稚園教諭免許法認定講習等の在り方に関する調査研究)事業報告会

文部科学省委託事業
令和3年度 幼稚園教諭の人材確保・キャリアアップ支援事業
(幼稚園教諭免許法認定講習等の在り方に関する調査研究)事業報告会

Reborn infant education
(幼児教育をReborn(リボーン)する)

1.日時
2022年2月23日(水・祝) 13:30~15:30
2.場所
岐阜女子大学  11号館 4階
沖縄女子短期大学2F視聴覚室(遠隔会場)
※新型コロナウイルス感染拡大状況によりZoomでも開催いたします。
3.受講対象  幼児教育関係者
4.参 加 費   無料
5.定 員 先着 100名
6.内容
(1)基調講演
これからの幼児教育を支える人材に求められる資質・能力
岐阜県教育委員会教職員課 課長 中村有希 氏(前文部科学省幼児教育課)
(2)令和3年度 幼児教育コーディネータ養成について
① 幼児教育コーディネータとは
② 幼児教育コーディネータのカリキュラム
③「幼児教育コーディネータ」養成講座について
・お申し込みは,専用フォームからお願いします
https://forms.gle/TNZ92TGJqCDKzf4D7

・お問い合わせはこちらまで:openc@gijodai.ac.jp

事業報告会案内チラシ

8.【幼児教育コーディネータ】募集要項

お礼

本日は,令和3年度文部科学省委託事業の「幼稚園教諭の人材確保・キャリアアップ支援事業」の報告会に北は青森から南は沖縄まで100名近い皆様に参加いただきまして,ありがとうございます.
現在,子どもが生活する環境は,数十年前とは大きく変わっています.皆様,ここで,一度20年前,30年前と子ども達の生活する環境を,比較して想像をめぐらしてみてください.まず,少子化と核家族化の進行により,近所の子どもたちが集まって遊ぶ機会が減りました.また,インターネットの普及やゲームで遊ぶことの増加.それらが,屋内かつ一人で完結する遊びが増えた要因でもあります.そもそも都市化が進んだことで公園や広場など安全な遊び場が少なくなっているという面もあります.さらには,地域のつながりが希薄になり,近所の大人がよその子どもに対して話しかけることも,現代では稀になっているのではないでしょうか.地域社会だけでなく,家庭という小さな単位でも子どもの教育環境は変化しています.
まず,女性の社会進出で共働き家庭が増えました.さらに労働時間も増加傾向にあり,親子の時間が十分に確保できなくなっています.また,地域との交流が希薄化したことで,保護者にとって子どもの預け先や悩みの相談相手がいないという問題も起きています.そのため,これまでは自然と身についていた運動能力や好奇心,人間関係を築く力が身につきにくくなっていると言われています.本来は,家庭・地域・幼稚園等の教育施設が連携し,一体となって幼児を育てていくことが,幼児教育でした.しかし,核家族や単身親家庭も増え,信頼で結びついた近所付き合いも減った昨今,それぞれが独立しているような状態になっています.これらの課題解決のためには,従来から言われていますように幼稚園・家庭と地域の教育力の向上と3者の連携が不可欠です.文部科学省でも,今後家庭と地域社会の教育力向上を助ける役割を,幼稚園が担っていく必要があるとの方針を示しています.子どもの豊かな人間性を育てるためには,家庭と地域,幼稚園という3つの教育現場がそれぞれ自分の役割を再度確認し,協力し合う体制を築くことが大切であることは言うまでもありません.
現在,幼稚園の教員の皆様には,幼児を内面から理解した上で,幼児の主体的な活動が確保されるように物的・空間的環境を構成するとともに,幼児の活動を豊かにするための役割も期待されており,幼児教育における中核的な役割を担っていただいております.このためにも,幼稚園教員に優れた人材を得て,その資質向上を図ることは極めて重要です.そこで,これらの幼児教育の社会的な課題を解決するためのキーパーソンとして,それぞれの園や教育委員会などに「幼児教育コーディネータ」を配置し,これらの社会的課題を解決すると共に,今新たな課題になっております幼児期から児童期の発達を見通しつつ,5歳児のカリキュラムと就学時のスタートカリキュラムを一体的に捉え,地域の幼児教育と小学校の関係者が連携して,カリキュラム・教育方法の充実・改善にあたることを推進する体制を構築することを提案してまいりたいと考えています.
そのために,今年度,本学において新たなキャリアである「幼児教育コーディネータ」カリキュラムの構造化を図り,令和4年度から幼児教育コーディネータの養成をしてまいります.このことが、現在の新しい課題に対応し幼児教育を生まれ変わらせるきっかけとなりますように、願いを込めて“幼児教育をReborn(リボーン)する”というテーマにいたしました。本報告会では,岐阜県教育委員会教職員課の課長である中村有希(なかむら ゆうき)様に,「これからの幼児教育を支える人材に求められる資質・能力」というテーマで基調講演をお願いし,その後,本学が本事業において企画してまいりました「幼児教育コーディネータ」の養成について詳細を報告してまいります.
本日は,本学が主催する令和3年度文部科学省委託事業の「幼稚園教諭の人材確保・キャリアアップ支援事業」の報告会に,北は青森から南は沖縄まで100名近い皆様に参加いただきまして,ありがとうございました.
近年,社会,特に子どもを取り巻く環境が多様化し,幼稚園や認定こども園で幼児教育に携わる教員にもこうした状況に対応する資質・能力の向上が求められています.とりわけ,幼児教育の現場で中心的な役割を担う中堅層(ミドルリーダー)の果たすべき役割は大きいと考えています.
しかし,中堅層の多くは二種免許状所有者であり,その専門性を向上させるためには大学の研修で学ぶ教育の最新事情とともに,理論と実践を往還する内容が必要といえます.そのために,大学においても免許法認定講習等で,二種免許状保有者の専門性の向上を図り,上進を推進することが求められています.そこでは,教員自身が時代や社会,環境の変化を的確につかみ取り,その時々の状況に応じた適切な教育・保育の提供を行うために,個々の教員が自ら課題を持って,主体的に講座に参加する体制の確立が必要です.今回の,幼児教育コーディネータ養成講座は,e-Learningを主体として,“いつでも”,“どこからでも”,“誰とでも一緒に学ぶ”ことができる受講者が主体的に学ぶ今までにない新しい講座です.
是非,令和4年度からの幼児教育コーディネータ養成講座にご期待をいただければ幸いです.

資料

1.幼児教育コーディネータ概論_e-Learning
2.幼児教育コーディネータ概論_テキスト
3.リーフレット
4.幼稚園教諭キャリアアップ支援事業・事業報告会(幼児教育コーディネータ)プレゼン
5.【配布】岐阜女子大基調講演
6.案内_Reborn_infant_education