沖縄のサトウキビ グーサンウージ
沖縄では、旧暦7月13日から15日にかけて、各家々で盆行事(旧盆)が行われる。行事の内容や作法には地域差があるが、共通してご先祖様を家に迎え、供養する期間とされている。
13日のウンケー(お迎え)は、先祖の霊を迎え入れる日であり、仏壇や位牌を清め、生花や果物、提灯、グーサンウージ(祖霊の杖となるサトウキビ)のほか、アダンの実など6~7品の供物を仏壇に飾る。
グーサンウージは、先祖の霊が使用する杖を象徴するもので、具体的には7節分の長さを持つサトウキビを2本用い、仏壇の左右両脇に立て掛けて供えられる。これは、あの世とこの世を行き来するご先祖様の安全や護りを願う意味が込められており、特に旧盆の時期に重要な役割を果たす供物である。
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真由美加藤2026-01-12 14:17:062026-01-12 14:17:06沖縄のサトウキビ グーサンウージ沖縄のサトウキビ 黒糖
黒糖の定義について、消費者庁が発信している「食品表示に関するQ&A(食品表示基準に関する解釈通知)」には、「サトウキビのしぼり汁に中和・沈殿などの方法で不純物を除去し、煮沸によって濃縮した後、糖蜜分の分離などの加工を行わずに冷却して製造した砂糖で、固形または粉末状のもの」と記載されている(『加工黒糖等に関するガイドライン-第二条-(1)』より)。
サトウキビは沖縄方言で「ウージ」と呼ばれ、沖縄を代表する特産品の一つである黒糖は、郷土料理や菓子、土産品など幅広く用いられ、古くから沖縄の慣習や生活文化に深く根付いている。味わいはカラメルのようなコクと甘みが特徴で、場合によっては渋みや苦味も感じられる複雑な味わいを持つ。菓子や料理の甘味料として使われるだけでなく、コーヒーや紅茶の砂糖として、あるいはそのまま食べて楽しむこともできる。
近年では、部活の休憩時間に黒糖が配られ、ミネラル補給として活用されることもあり、子どもたちにも身近な存在として親しまれていることから、沖縄の文化や生活に深く根付いた食品であることがうかがえる。
現在は、個包装のものもあり、シークヮーサー味やショウガ味などのバリエーションが豊富になってきている。
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真由美加藤2026-01-12 14:07:382026-01-12 14:07:38沖縄のサトウキビ 黒糖沖縄のサトウキビ サーター車
サーター車(砂糖車)とはサトウキビを搾るための圧搾装置のことで、沖縄では約400年前から活用されており、沖縄の製糖業の歴史を語るうえではなくてはならない存在である。
その構造は、3本のローラーを歯車で回転させ、回転するローラーの間にサトウキビの茎を差し込んで圧迫粉砕し、サトウキビ汁を絞り出す。回転させる動力は牛や馬などで心棒をまわして歯車を動かしていた。
この製糖法は1623年、首里王府の役人である儀間真常(1557-1644)が中国から学び伝えられたものといわれている。自家で砂糖製造を始めたことから黒糖製造が広がった。当時、使用されたのは木製の二本式砂糖車だったが、時代と共に石製、鉄製と改良された。
現在では使われておらず、琉球村などで昔の生活を伝える展示として展示されている。
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真由美加藤2026-01-12 14:01:052026-01-12 14:01:05沖縄のサトウキビ サーター車沖縄の施設 東南植物楽園
沖縄県沖縄市知花に所在する日本の植物園、博物館相当施設。1968年に開園し、2013年7月にリニューアルオープンした。
世界中から集められた亜熱帯や熱帯の植物が沖縄の環境を活かし、自然に近い姿で一年中見ることができ、約1300種類もの植物が楽しめる。また、沖縄特有の薬草や有用植物、サトウキビなども栽培・展示されており、その実際を間近で観察することができ、地域の植物資源の保護・学習・研究の場としての役割も担っている。
そのほか、釣りや雑貨創作、動物とのふれあい等ができる体験イベント、音声ガイドで園内を案内する周遊バス、地元食材を使用したメニューを提供するレストラン・カフェ、冬季限定イベントのイルミネーションなど、展示以外の行事にも力が入れており、観光客から地元民まで毎年多くの方が訪れている。
また、2025年11月11日(火)にて開催された(一社)夜景観光コンベンション・ビューローが主催する「International Illumination Award2025(インターナショナルイルミネーションアワード)」イルミネーションイベント部門優秀SDGs賞において、全国第1位を受賞した。
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真由美加藤2026-01-12 13:43:482026-01-12 13:44:25沖縄の施設 東南植物楽園沖縄のサトウキビ 製糖記念小公園
製糖記念小公園は、平成23年9月13日、新中糖産業㈱(旧 中部製糖㈱)の創立50周年記念事業として西原町のサンエー西原シティ前の歩道に設置された。
サンエー西原シティは1993年に中部製糖社(現・新中糖産業)が製糖事業から撤退後、1998年まで翔南製糖が製糖操業を行っていた工場跡地である。製糖記念小公園は、西原町は糖業とゆかりの深い町であるという歴史的足跡を現在に伝える施設であり、設置されている複数の説明板から糖業やその移り変わりについて知ることができる。
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真由美加藤2026-01-12 13:17:512026-01-12 13:17:51沖縄のサトウキビ 製糖記念小公園沖縄のサトウキビ 有用植物としてのサトウキビ
有用植物とは、私たち人間の生活とさまざまな面で深く関わっている植物のことである。サトウキビもその一つで、琉球王朝時代から現在に至るまで、沖縄の人々の生活と密接な関係をもってきた農作物である。
サトウキビは、琉球王朝時代に儀間真常(1557~1644)によって中国・福建省から栽培方法と製糖技術が伝えられた。これにより沖縄では砂糖生産が広まり、サトウキビは重要な作物として定着していった。
現在では、沖縄県の全耕地面積の約5割がサトウキビの栽培に使われており、県内農家の約7割がその栽培に従事している(令和4年度 沖縄県農林水産部調査)。サトウキビは強風や日照りに強く、高温多湿を好むため、台風の多い沖縄の気候にも適している。栽培から製糖、加工、販売に至るまで多くの雇用を生み出し、地域経済を支える主要な農産物となっている。
サトウキビは沖縄方言で「ウージ」と呼ばれ、沖縄の特産品である黒糖の原料としても知られている。黒糖は郷土料理や菓子、土産品など幅広く利用され、古くから沖縄の慣習や生活文化に深く根付いている。
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真由美加藤2026-01-12 13:07:572026-01-12 13:07:57沖縄のサトウキビ 有用植物としてのサトウキビ沖縄のサトウキビ バガス
バガスとは、サトウキビを圧搾した際に発生する繊維質の搾りかすのことで、サトウキビ全体の約25%がバガスとして得られる。主な成分はセルロース、ヘミセルロース、リグニンであり、水分を約45%含んでいる。見た目は茶色がかった繊維質で、木材パルプに近い性質を持つ。
バガスは食物繊維を豊富に含んでいるものの、繊維構造が非常に強固で食感が悪いため、食品としての利用はこれまでほとんど行われてこなかった。しかし近年では、廃棄物として処理されてきたバガスの資源価値が見直され、環境に配慮した素材として注目されている。
主な用途として、製糖工場ではバガスがボイラー燃料として利用され、製糖工程に必要なエネルギーをまかなう役割を果たしている。また、紙製品の原料としても活用が進んでおり、無印良品ではバガスと竹パルプを混ぜて作った紙皿が販売されるなど、環境負荷の低減を意識した製品開発が行われている。
さらに、沖縄県南部ではバガスを活用したクッキーやカップケーキが製造・販売されており、これまで活用されにくかった資源を新たな形で生かす取り組みも見られる。そのほか、建材や断熱材、堆肥、飼料原料として生産者に提供されるなど、バガスは多様な分野で再利用されている。
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真由美加藤2026-01-12 13:01:222026-01-12 13:01:22沖縄のサトウキビ バガス沖縄のサトウキビ ウージ染め
ウージ染めとは、サトウキビを利用した染め物、織物のこと。「うーじ」とは、沖縄の方言でサトウキビを指す。
染色にはサトウキビの葉と穂の部分を用い、刈り取ったサトウキビの葉を細かく切り、2~3時間かけて煮出し、こす作業を2回繰り返して染液を取り出す。その後の染め方には2通りの方法があり、先に糸を染めた後に織り上げる「先染め」と、布を絞り等で後から染めていく「後染め」がある。
染液につける時間や、 葉を刈り取る季節によっても少しずつ色が変化し、若草色や萌葱色などのグリーン系から、黄金色などの落ち着いたイエロー系など、葉の青々とした夏の時期には黄色が強くなり冬には渋みがかった色に染まるほか、12月中旬から2月頃にかけて咲くさとうきびの花を使った、「花穂染め」と言われるピンク色のウージ染めもあり、様々な色を楽しむことができる。
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真由美加藤2026-01-12 12:56:352026-01-12 12:56:35沖縄のサトウキビ ウージ染め