沖縄のサトウキビ バガス
バガスとは、サトウキビを圧搾した際に発生する繊維質の搾りかすのことで、サトウキビ全体の約25%がバガスとして得られる。主な成分はセルロース、ヘミセルロース、リグニンであり、水分を約45%含んでいる。見た目は茶色がかった繊維質で、木材パルプに近い性質を持つ。
バガスは食物繊維を豊富に含んでいるものの、繊維構造が非常に強固で食感が悪いため、食品としての利用はこれまでほとんど行われてこなかった。しかし近年では、廃棄物として処理されてきたバガスの資源価値が見直され、環境に配慮した素材として注目されている。
主な用途として、製糖工場ではバガスがボイラー燃料として利用され、製糖工程に必要なエネルギーをまかなう役割を果たしている。また、紙製品の原料としても活用が進んでおり、無印良品ではバガスと竹パルプを混ぜて作った紙皿が販売されるなど、環境負荷の低減を意識した製品開発が行われている。
さらに、沖縄県南部ではバガスを活用したクッキーやカップケーキが製造・販売されており、これまで活用されにくかった資源を新たな形で生かす取り組みも見られる。そのほか、建材や断熱材、堆肥、飼料原料として生産者に提供されるなど、バガスは多様な分野で再利用されている。
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真由美加藤
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真由美加藤2026-01-12 13:01:222026-01-12 13:01:22沖縄のサトウキビ バガス沖縄のサトウキビ ウージ染め
ウージ染めとは、サトウキビを利用した染め物、織物のこと。「うーじ」とは、沖縄の方言でサトウキビを指す。
染色にはサトウキビの葉と穂の部分を用い、刈り取ったサトウキビの葉を細かく切り、2~3時間かけて煮出し、こす作業を2回繰り返して染液を取り出す。その後の染め方には2通りの方法があり、先に糸を染めた後に織り上げる「先染め」と、布を絞り等で後から染めていく「後染め」がある。
染液につける時間や、 葉を刈り取る季節によっても少しずつ色が変化し、若草色や萌葱色などのグリーン系から、黄金色などの落ち着いたイエロー系など、葉の青々とした夏の時期には黄色が強くなり冬には渋みがかった色に染まるほか、12月中旬から2月頃にかけて咲くさとうきびの花を使った、「花穂染め」と言われるピンク色のウージ染めもあり、様々な色を楽しむことができる。
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真由美加藤2026-01-12 12:56:352026-01-12 12:56:35沖縄のサトウキビ ウージ染め