沖縄の災害 津波大石(ツナミウフイシ)デジタルアーカイブ, 沖縄地域文化資源デジタルアーカイブ 沖縄の災害 津波大石(ツナミウフイシ) 津波大石(ツナミウフイシ)は、石垣島南東部の大浜の崎原公園(沖縄県石垣市字大浜下屋敷地)にあり、長径12.8m、短径10.4m、高さ5.9mで、推定重量1,000トンの巨大なサンゴ石灰岩の岩塊である。 2013年3月27日付で、津波大石(つなみうふいし)を含む4箇所の津波石が「石垣島東海岸の津波石群」の名称で国の天然記念物(地質・鉱物)に指定された。その後、2013年10月17日付で、さらに1箇所の津波石が天然記念物に追加指定された。 「津波大石」は明和大津波で打ち上げられたものと伝承されていたが、表面に付着したサンゴの年代等を分析した結果、1771年の明和の大津波ではなく、先島津波と名付けられた約2000年前の津波によって打ち上げられたものと考えられている。 残りの4つが、1771年の明和大津波に由来するものであることが、『大波之時各村之形行書(おおなみのときかくむらのなりゆきしよ)』〔石垣島南東沖で起きた地震による津波(明和大津波)の被害状況を八重山から琉球王府に伝えた公式の報告書〕の記録や最新の年代測定の結果、明らかになっている。 資料(メタデータ) 沖縄の災害_津波大石 2024年4月19日 https://digitalarchiveproject.jp/wp-content/uploads/2024/04/circd0725-0001.jpg 853 1280 真由美加藤 https://digitalarchiveproject.jp/wp-content/uploads/2023/02/logo.jpg 真由美加藤2024-04-19 17:35:132024-05-21 10:39:00沖縄の災害 津波大石(ツナミウフイシ)