史跡とどめき川渡船場跡
史跡 とどめき川 渡船場跡(しせき とどめきが とせんじょうあと)
愛知県稲沢市祖父江町中牧堤外川(給付稲沢線沿い)
「とどめき川」というのは旧佐屋川のことで、中牧村(今の祖父江町中牧)に流れていた木曽川のしりゅうのことです。川の流れる音が「とどろとどろしい」(はげしい流れの音)ため「とどめき川」という名前がついたと言われています。いろいろな説があって、「とどろき川」ともいわれています。「中牧村にあった木曽川のしりゅうは、中牧で分かれて南に流れ、海西郡赤目村でまた大きな木曽川とまじる、その間をすべてとどろき川という。」と書かれています。むかしは、木曽川や佐屋川には橋がなく、渡し舟でわたりました。とどめき川の渡し舟のあととして祖父江町が昭和50年9月19日にこの場所をしていしました。
参考資料
1)国立国家図書館デジタルコレクション 『尾張名所図会 後編巻2 中島郡』P.46 https://dl.ndl.go.jp/pid/764888/1/46
2)『祖父江町史』P.473
3)『長岡の昔ばなし 一本松の子ら』
4)『佐屋川日光川沿道水工図』
http://e-library2.gprime.jp/lib_city_nagoya/da/detail?tilcod=0000000006-00001977