砂山
砂山
宮古島の西岸にある白砂の海岸で、砂に覆われた丘(砂山)の先にある砂浜であることから砂山ビーチと呼ばれる。砂浜の延長は短いが、背後に迫る砂山に加え、砂浜の左手には天然の岩のアーチがあり、独特の景観を呈する。
岩のアーチは波の浸食によって形成されたもので、宮古島観光の象徴的な存在である。従来から落石が見られたため、アーチの上側を金網で覆っていた。この金網が劣化したため調査を行った結果、金網では不十分と判断され2018年度にも支柱で支える工事を行うことが検討されたが、その後、実施は見送られており、落石や崩落の危険があるため2018年10月上旬から岩の手前に防護柵を設けて周辺は立入禁止とされている。今後の対策は具体化しておらず、立入禁止は当面継続される見込みである。