自然-7 高屹山(久々野町)岐阜県私立大学地方創生推進事業, 飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ, デジタルアーカイブ自然-7 高屹山(久々野町) たかたわやま 1,303.1m 久々野の河川敷公園駐車場から林道を車で行くと、林道終点に6~7台の駐車スペースがある。登山道には、大きな右折れ岩、ゴジラの背、位山三山を一望できるお立ち岩などがある。木々に覆われた最後の急峻な道を登り詰めるとふれあい広場があり、一気に視野が広がる。山頂はここからほんの少し下って登った所。下山道は別ルートで、最初は急だが、後は安全で歩きやすい。 登山適期は高峰の残雪を望める5月から7月初旬。この時期の新緑も良い。日帰り登山が可能で、地元住民に愛されている里山である。山の名称の「たわ」とは、尾根の地形がたわんでいるという意がある。山頂からは、飛騨の山々はもちろん、飛騨山脈や白山が展望できる。 西方に位山三山と呼ばれている船山・川上岳・位山を一望できる。地図等では「たかたわやま」と表示されるが、地元では昔からなぜかこの山を「たかど」と呼んできた。 高屹山は、里からの眺望の山であり、道らしい道もなく、登山対象の山ではなかった。ある年、山に登って酒を楽しむ軽登山のグループが誕生した。彼らは高屹山に自分たちで登山道を作り、久々野の活性化につなげようと決めた。 登山道の完成までには、ルート調査、地主の許可など大変であったが、メンバーに山仕事の経験があったこともあり、着手から3年目に山頂に標柱を立て、無事完成した。登山専門誌などに紹介され、登山者が増えた。 コース 河川敷公園駐車場―徒歩で50分(車で林道終点まで行くこともできる)―林道終点登山口―20分―右折れ岩―30分―ゴジラの背―30分―ふれあい広場―3分―高屹山 資料 ⑥自然-7 高屹山(久々野町) 2023年1月27日 https://digitalarchiveproject.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSC_7679_R.jpg 768 1024 dapro https://digitalarchiveproject.jp/wp-content/uploads/2023/02/logo.jpg dapro2023-01-27 14:36:592023-01-27 14:36:59自然-7 高屹山(久々野町)