天領時代-3 五ケ村用水取り入れ口
天領時代-3 五ケ村用水取り入れ口
五ヶ村耕地用水路は、五ケ村用水堰堤の左岸側から取り入れられ、大野郡花里村、西之一色村、上岡本村、下岡本村、七日町村の五ヶ村の農業用水であった。明治6年には森佐兵衛らがこの用水を使って織る洋式製糸場を花里村に建て、80人が雇われている。
また五ケ村用水堰堤の右岸側から取水される神明用水の方では、明治21年、永田吉右衛門が水力による三星織工場を開業した。
宮川の五ケ村用水堰堤の左岸で取水した用水は、現在も花里町、高山市役所辺りを流れて苔川に合流する。
資料
②天領時代-3 五ケ村用水取り入れ口