与那原の施設 与那原大綱曳資料館
与那原の施設 与那原大綱曳資料館
与那原大綱曳は、那覇・糸満の大綱引きとあわせて「沖縄三大綱曳」といわれており、与那原大綱曳資料館は与那原町の教育・学術および文化の継承・発展に寄与するために設置された。現在の施設は2022年4月にリニューアルした資料館である。
「綱曳」は沖縄県内各地で広範に分布している習俗の1つで、地域的特色があり、地域の人々を結集するうえで大切な役割を果たしている。しかし、近年の生活様式等の変化とともに人々の価値観も多様化し、地域の綱曳もそれぞれ変容してきている。また地域によっては継続が困難となり途絶えたものも少なくない。そのような中、若い世代の住民が増えてきている与那原町ではあるが、与那原大綱曳は時代にともに変容しながらも現代へと受け継がれてきている。与那原大綱曳資料館は「ツナカン」ともよばれ、町民に親しまれている。













