与那原の歴史 材木ストリート
与那原の歴史 材木ストリート
江戸時代から木材の流通地として栄えていた与那原には与那原港があり、戦前・戦後と国頭(くにがみ;沖縄本島の北部)の山原(やんばる)から山原船で、沖縄本島東海岸のいくつかの港を経由して、材木や薪、炭などの生活必需品が運びこまれた。運び込まれた材木は、首里や各地域に運ばれるなど、町にはさまざまな物流や往来で活気があり、町の発展に大きな影響を与えていた。
当時、与那原には「シチバ(敷場;材木等の荷物置き場とか、薪の荷揚げを行う場所のこと)」とよばれる材木屋が港周辺に立ち並び、材木ストリートとよばれるようになった。その後、港は埋め立てられ現在の東浜地区ができたが、以前の位置に数軒、営業を続けている材木屋がある。材木ストリートから与那原の歴史や住民の活気を感じ取ることができる。
*港区コミュニティーセンターからえびす橋までの川沿いのとおりが材木ストリートである。
*Googlemap等に掲載されていないためわかりずらい。