沖縄の歴史 首里金城町石畳道
沖縄の歴史 首里金城町石畳道
首里金城町石畳道は、1964年(昭和39年)5月1日に文化財(県指定史跡・名勝)に指定された。
尚真王時代(1477~1526年)、首里の街の中、首里と各地方を結ぶための道が整備され、1522年ごろ、首里金城町石畳道は首里と島尻地方を結ぶ道筋として整えられた。
首里金城町石畳道は、首里城から国場川の真玉橋に至る長さ4㎞総延長10㎞の官道であり、真珠道の一部で、琉球王国尚真王の治世である1522年にその建造がはじまった。
第二次世界大戦の沖縄戦で真珠道の大半は破壊されたが、金城町に現存する238mの区間は、琉球石灰岩が敷かれた当時の石畳道の姿を現在に伝えている。
日本の道100選にも選ばれた景勝地でもあり、沖縄県指定文化財である。首里城公園の南側斜面に位置し、14~19世紀にかけて栄えた琉球王朝時代の石畳古道である。
参考:那覇市観光資源データベース,https://www.naha-contentsdb.jp/spot/662(2022/12/3アクセス).
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