白山比咩神社
白山比咩神社
白山比咩神社・白山本宮・加賀一の宮
(白山市三宮町)
古くから加賀の人たちに崇敬されてきた神社で「白山(しらやまさん)」と呼ばれる。霊峰白山(標高2707m)をご神体とし、伊弉諾、伊弉波、菊理姫を祀る。
白山山頂に奥宮がある他、大汝峰(標高2684m)、別山(標高2399m)にも祭神を祀る。
神社口伝によると創建は崇峻3年(BC91)で舟岡山に創られたと伝わる。その後、応神28年(318)に手取川畔に遷座したという。霊亀2年には、社地が崩壊したため、東南の地(現古宮公園)の地に遷宮したと伝わる。文明12年(1480)、鶴来今町からの出火により類焼し、その後社地を三宮に遷座する(白山荘厳講中記録)。明治2年神仏判然令により、白山寺惣長吏澄遥は三神直藤原澄遥と改名し、神職となる。その後、本地堂、釣鐘堂は取り払われた。本地堂は、解体され、木津町の須郷白山神社として再利用されている。明治4年(1871)白山本宮から白山比咩神社と改称され、国幣小社に列する。
特色
加賀白山信仰の中心的な施設
メタデータ
白山比咩神社