郡上本染
郡上本染
郡上本染(ぐじょうほんぞめ)は、岐阜県郡上市八幡町特産の染物。藍染めの一種である。岐阜の伝統工芸の一つで、1977年(昭和52年)に岐阜県重要無形文化財に指定されている。毎年大寒の前後に吉田川(長良川支流)で行なわれる「鯉のぼりの寒ざらし」は、冬の風物詩となっている。1992年(平成4年)3月30日に岐阜県郷土工芸品に指定されている。安土桃山時代、江戸時代初期から始まり、400年以上の歴史がある。大正時代は17軒の紺屋(藍染専門店)があったというが、現在は1軒が残るのみであり、その仕事場と道具一式は岐阜県重要有形民俗文化財に指定されている。
資料集
115_129_郡上本染