木挽小屋・杣小屋

木挽小屋
木挽は大鋸を用いて製材にあたる職人で、江戸時代には杣(伐木)・日(ひ)用(よう)(運材)と対置される林業職人で、三者は分業化していた。
この小屋は、木挽が寝食をしていた小屋である。中央の土間は炉で両側の大きい木は、おくらぶちと言い、また通路でもある。桁は入山、出山と言う方法で組まれ、鳥居造りで、垂木は右前合せとなっている。
この小屋には次のような掟がある。他の人の後は絶対に歩かないこと、また小屋内は絶対通り抜けないこと。以上の事は、かたく禁止されていた。1人分の所有面積は筵1枚分である。
説明板より

杣小屋
杣は伐木作業にあたる職人で林業労働の中枢を占めており、大伐採に従事する杣夫は、杣頭(庄屋)に統率された作業組とつくり、帳付(副頭)、小杣(欠損木の補修)、炊夫(かしき)など別の役割の者をも含め、きびしい規律のもとに山中の共同生活を送るのが例であった。
桁の組方等構造、小屋の掟などは、木挽小屋と同じである。
説明板より

 

関連資料

1-3-19-1 木挽小屋

1-3-19-2 杣小屋