千虎白山神社甘酒まつり
千虎白山神社甘酒まつり
古くから白山信仰の美濃馬場で「一に長滝お蚕祭・二には千虎の甘酒祭り」といわれたこの祭りはかつては甘酒六斗余を社前にすえた大釜で煮立て、村人は一人ずつ名前を呼ばれて一椀の甘酒を受け、全員飲み終わると一同ときの声をあげて大釜を囲み、残った甘酒をたいらげたという。祭礼は三月の第一日曜日に行われます。
今も、甘酒の原料となる米をつくるために神田(じんでん)があり、祭礼は、三月の第一日曜日に行われ多くの参拝者に甘酒が振る舞われている。郡上八幡に春を告げる行事として、近年、ますます盛んになってきた。同時に伊勢神楽も奉納され、近くの山裾には梅が咲き競う。懐かしくも美しい春の一景である。
資料集
104_118_千虎白山神社甘酒まつり