沖縄の玩具:琉球張子

沖縄の玩具:琉球張子
琉球張子とは沖縄で昔からつくられていた郷土玩具である。張子とは木や粘土等でつくった型に紙などを張り重ねて形作る技法をさし、完成したものは中空構造のため見た目より軽い。
琉球張子は、戦前には、沖縄の年中行事であるユッカヌヒー(四日の日)の前後に開催されていた、年に一度の玩具市(イーリムン)で土人形や木製玩具と一緒によく売られていた。ユッカヌヒーとは旧暦5月4日をさし、実際には5月1~5日までの5日間、子どものための行事が続く。1~3日は玩具市、4日はハーリー(爬龍船)、5日はアマガシ(飴粕)という菓子をいただく。
伝統的な張子としては「ウッチャリクブサー(起き上がりこぶし)」、「チンチンウマグヮー(騎馬人形)」、「ウメントゥー(紙びな)」、「マーイ(まり)」などの種類があり、親が子どもの健やかな成長や出世を願い買った縁起物といわれている。
*資料(メタデータ)のファイルには、簡単な作り方も掲載しています。
資料(メタデータ)
沖縄の玩具_琉球張子