【授業】メタバース基礎
【授業】メタバース基礎
Ⅰ はじめに
誰でもメタバースのリアルな仮想世界に参加して、ゲームやライブ、イベントを楽しむことができ、研修会や会議などのビジネスシーンでも活用できる。VR技術の進展により、遠くの人と簡単にコミュニケーションができ、観光、医療、研修など幅広い分野での活用が始まっている。メタバースの基礎を学び、活用方法や基礎的な技術について理解することを目指す。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
メタバースの活用事例、メタバース制作の基礎的な技術、制作手順、法令などの基礎を理解する。
Ⅲ 授業の教育目標
第1講~第15講の各研修目標に基づいて、テキストと動画教材を利用してメタバースの基礎について理解し、各講の課題に取り組むことで、メタバースの基礎の習得を図る。
第1講 メタバースとは
1.何を学ぶか
メタバースの概要を理解し、メタバース関連の技術の概要について学ぶ。
2.学修到達目標
・メタバースの概要を理解することができる。
・メタバース関連の技術の概要について説明することができる。
3.課題
1.メタバースの概要について整理しなさい。
2.メタバース関連の技術について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第2講 XRとVR
1.何を学ぶか
メタバースを実現する技術XRであるVR,MR,ARの違いについて理解し、メタバース制作の技術VRの基礎について学ぶ。
2.学修到達目標
・メタバースを実現する技術XRについて理解することができる。
・VRについて説明することができる。
3.課題
1.メタバースを実現する技術XRについて説明しなさい。
2.VRについて整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第3講 VRの活用(医療、広告)
1.何を学ぶか
ビジネスの分野で広く利用が始まっている医療、および、広告の分野でのVRの活用事例について学ぶ。
2.学修到達目標
・医療でのVR活用について理解することができる。
・広告でのVR活用について理解することができる。
3.研究課題
1.医療でのVR活用について整理しなさい。
2.広告でのVR活用について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第4講 VRの活用(エンターテイメント、スポーツ、不動産)
1.何を学ぶか
ビジネスの分野で広く利用が始まっているエンターテイメントやスポーツ、および、不動産の分野でのVRの活用事例について学ぶ。
2.学修到達目標
・エンターテイメントでのVR活用について理解することができる。
・スポーツでのVR活用について理解することができる。
・不動産でのVR活用について理解することができる。
3.課題
1.エンターテイメントでのVR活用について整理しなさい。
2.スポーツでのVR活用について整理しなさい。
3.不動産でのVR活用について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第5講 VRの活用(建築・土木、自動車)
1.何を学ぶか
ビジネスの分野で広く利用が始まっている建築・土木、および、自動車の分野でのVRの活用事例について学ぶ。
2.学修到達目標
・建築・土木でのVR活用について理解することができる。
・自動車でのVR活用について理解することができる。
3.研究課題
1.建築・土木でのVR活用について整理しなさい。
2.自動車でのVR活用について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第6講 VRの活用(観光・ホテル)
1.何を学ぶか
ビジネスの分野で広く利用が始まっており、岐阜女子大学メタバースプロジェクトで取り組んでいる観光・ホテルの分野でのVRの活用事例について学ぶ。
2.学修到達目標
・観光でのVR活用について理解することができる。
・ホテルでのVR活用について理解することができる。
3.課題
1.観光でのVR活用について整理しなさい。
2.ホテルでのVR活用について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第7講 VRの活用(教育・研修)
1.何を学ぶか
教育DXにともない、授業や家庭学習でのメタバースの活用事例、遠隔協働学習での活用事例、及び、ビジネスシーンでの研修の事例について学ぶ。
2.学修到達目標
・教育でのVR活用について理解することができる。
・遠隔協働学習ついて理解することができる。
・研修でのVR活用について理解することができる。
3.課題
1.教育でのVR活用について整理しなさい。
2.遠隔協働学習ついて整理しなさい。
3.研修でのVR活用について説明しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第8講 メタバースと経済活動
1.何を学ぶか
仮想通貨、DeFi、NFT、DAOを使ったメタバースでの経済活動、および、トークンの基礎について学ぶ。
2.学修到達目標
・メタバースと経済活動について理解することができる。
・トークンについて理解することができる。
3.課題
1.メタバースと経済活動について整理しなさい。
2.トークンについて説明しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第9講 メタバースと法律
1.何を学ぶか
発展途上にあるメタバースとメタバースに関連する基礎技術によってもたらされる事態に対処するための法律が未整備であり、今後、新たな法律が適用されることやトラブルへの対処について学ぶ。
2.学修到達目標
・メタバースと法律について理解することができる。
・トラブルへの対処について理解することができる。
3.課題
1.メタバースと法律について整理しなさい。
2.トラブルへの対処について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第10講 3DCG
1.何を学ぶか
メタバースを制作する基礎的な技術の3DCG、および、3DCGの制作工程ついて学ぶ。
2.学修到達目標
・3DCGについて理解することができる。
・3DCGの工程ついて理解することができる。
3.課題
1.3DCGについて説明しなさい。
2.3DCGの工程について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第11講 メタバースプラットフォーム
1.何を学ぶか
メタバースを制作するためのメタバースプラットフォーム制作ソフト、および、メタバース制作工程ついて学ぶ。
2.学修到達目標
・メタバースプラットフォームについて理解することができる。
・メタバース制作の工程ついて理解することができる。
3.課題
1.メタバースプラットフォームについて説明しなさい。
2.メタバース制作の工程について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第12講 3Dモデリング
1.何を学ぶか
3Dモデリングの種類と制作方法、および、3Dモデリングの表現方法について学ぶ。
2.学修到達目標
・3Dモデリングについて理解することができる。
・3Dモデリングの表現方法について理解することができる。
3.課題
1.3Dモデリングについて説明しなさい。
2.3Dモデリングの表現方法について整理しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第13講 ゲームエンジン
1.何を学ぶか
ゲームエンジンの基礎、および、レンダリングソフトについて学ぶ。
2.学修到達目標
・ゲームエンジンについて理解することができる。
・レンダリングソフトについて理解することができる。
3.研究課題
1.ゲームエンジンについて説明しなさい。
2.レンダリングソフトについて説明しなさい。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第14講 モーションキャプチャー
1.何を学ぶか
モーションキャプチャーの基礎、および、モーションキャプチャーの種類について学ぶ。
2.学修到達目標
・モーションキャプチャーについて理解することができる。
・モーションキャプチャーの種類について理解することができる。
3.課題
1.モーションキャプチャーについて説明することができる。
2.モーションキャプチャーの種類について説明することができる。
4.プレゼン資料
5.動画資料
第15講 メタバース開発
1.何を学ぶか
Web上での3Dコンテンツ作成の基礎、及び、レンダリングソフトについて学ぶ。
2.学修到達目標
・Web上での3Dコンテンツ作成について理解することができる。
・レンダリングソフトについて理解することができる。
3.課題
1.モーションキャプチャーについて説明することができる。
2.モーションキャプチャーの種類について説明することができる。
4.プレゼン資料
5.動画資料
Ⅳ レポート課題
課題 メタバースを活用することで、様々な課題を解決することができる。次の社会やビジネスの課題事例からひとつ取り上げて、メタバースを利用して解決する方法について、1200文字以内で記述しなさい。
・リモートワークの促進
・教育分野への応用
・ビジネスの新しい形の創出
・社会問題の解決
Ⅴ アドバイス
課題解説 メタバースでは、アバターを通じて仮想空間でコミュニケーションを取り、会議やプロジェクトを進めることができる。プライバシーを守りつつ、セキュリティ対策にも配慮して、場所や時間に制約されずに仕事や学習(学修)を進めることができる。これらの利点を生かして、さまざまな社会的な課題を解決するアイデアを考えよう。
Ⅵ 科目修得試験:定期試験
Ⅶ テキスト
Ⅷ 参考文献
①メタバース見るだけノート(岡嶋裕史)
②60分でわかる!メタバース超入門(武井勇樹)
③メタバース未来戦略(久保田瞬・石村尚也)
④メタバースの教科書(雨宮智浩)
⑤ザ・メタバース 世界を創り変えしもの(マシュー・ボール)