沖縄のサトウキビ ウージ染め
ウージ染めとは、サトウキビを利用した染め物、織物のこと。「うーじ」とは、沖縄の方言でサトウキビを指す。
染色にはサトウキビの葉と穂の部分を用い、刈り取ったサトウキビの葉を細かく切り、2~3時間かけて煮出し、こす作業を2回繰り返して染液を取り出す。その後の染め方には2通りの方法があり、先に糸を染めた後に織り上げる「先染め」と、布を絞り等で後から染めていく「後染め」がある。
染液につける時間や、 葉を刈り取る季節によっても少しずつ色が変化し、若草色や萌葱色などのグリーン系から、黄金色などの落ち着いたイエロー系など、葉の青々とした夏の時期には黄色が強くなり冬には渋みがかった色に染まるほか、12月中旬から2月頃にかけて咲くさとうきびの花を使った、「花穂染め」と言われるピンク色のウージ染めもあり、様々な色を楽しむことができる。
資料(メタデータ)
メタデータ_ウージ染め
与那原の施設 与那原大綱曳資料館
与那原大綱曳は、那覇・糸満の大綱引きとあわせて「沖縄三大綱曳」といわれており、与那原大綱曳資料館は与那原町の教育・学術および文化の継承・発展に寄与するために設置された。現在の施設は2022年4月にリニューアルした資料館である。
「綱曳」は沖縄県内各地で広範に分布している習俗の1つで、地域的特色があり、地域の人々を結集するうえで大切な役割を果たしている。しかし、近年の生活様式等の変化とともに人々の価値観も多様化し、地域の綱曳もそれぞれ変容してきている。また地域によっては継続が困難となり途絶えたものも少なくない。そのような中、若い世代の住民が増えてきている与那原町ではあるが、与那原大綱曳は時代にともに変容しながらも現代へと受け継がれてきている。与那原大綱曳資料館は「ツナカン」ともよばれ、町民に親しまれている。
資料(メタデータ)
与那原の施設_与那原大綱曳資料館
与那原の文化財 与那原町の石獅子
与那原町の石獅子は7つとも異なる姿・形をしている。特に火の獅子(上与那原区)と中島の石獅子②はユニークである。
火の石獅子は大里村の石獅子に対抗して設置された石獅子という話が残っている。昔、火事が良く起きていた大里村では、火事を返すために与那原町に頭を向けた石獅子を設置していた。そのことが原因で与那原での火事が頻発するようになったと考えた与那原の村人は、大里村に頭を向けた石獅子を設置することで村を火事から守ろうとした。
中島の石獅子は材木ストリートの先、住宅街にひっそりと存在している。が、この石獅子の顔の右半分は木がめり込んでいるというほかに石獅子にはないような唯一無二の個性がある。そういった特異さも含めて地域の人々から愛されているからこそ、今もなお残されているのかもしれない。
国道331号線沿いに鎮座している新島の石獅子①は、拝所として崇められているわけでも木がめり込んでいるわけでもないが、その胸元には大きなリボンがかけられており、かわいらしさを感じさせると同時に地元住民に愛されているという他ならない証拠のようなものであると思わせられる。
このように、石獅子は先人がかつて与那原町を守ろうとしてきた証拠であり、村人の地域に対する誇りを感じるような歴史を持っている。その歴史に触れることは現代の与那原町民のシティプライドにもつながると考えられる。また、これまで7体もの石獅子が大事に守られてきたという事実がシビックプライドであり、その石獅子の存在が広まることがより強いシビックプライドにつながる。
資料(メタデータ)
与那原の文化財_石獅子/与那原の文化材_中島区の石獅子
与那原の歴史 御殿山
御殿(ウドゥン)とは、王子・按司の家、またはその人を指す名称のことで、一般に王族の家屋建物を意味する語である。
御殿山(ウドゥンヤマ)は、山原(金武)から首里の御殿に納めるための木材を一時的に置いておくための場所であったことから由来する地名である。沖縄では昔、山原(金武)から木材や薪炭を運び、南部からは米・麦・豆といった日用雑貨を運んで貿易を行っていた。与那原はその物資を受け取る港として栄えていた。山原から運ばれてきた木材のうち、御殿に差し出す木はここに置くようにさだめられたため、実際には山はないが「御殿山」と称したというのがいい伝えである。
なお、御殿山は1999(平成11)年4月21日に町指定文化財として登録されている。
資料(メタデータ)
与那原町の歴史_御殿山
与那原の産業 AGARIHAMA BREWERY
与那原町にあるクラフトビール製造所のアガリハマブルワリー(クラフトビール専門店)は、株式会社YUKAZEの新規事業で2023年にオープンさせた場所である。創業約3年と始めたばかりで、「ないものは、創ればいい」というYUKAZEの理念のもと、一からビールについて勉強し、工場長とその仲間たちで作り上げたクラフトビールである。
与那原町の新たな県産品として発信中である。試行錯誤しながら作っており、ジャパン・グレートビア・アワーズ(JGBA)という日本地ビール協会(クラフトビア・アソシエーション)が主催する、日本国内で製造されたビールに特化した日本最大級の品評会・審査会では、2024年に金賞と銀賞、2025年にも銅賞を受賞している、成長中のクラフトビール専門店である。
クラフトビールは普通のビールと違い、苦手に思う方もいるが、AGARIHAMABREWERYのクラフトビールは、すっきりした味わいで、初心者の方でも飲みやすいように作られている。
この味わいを生み出すために、工場長の方は日々努力されている。主な原料は4つだけだが、その4つにも種類がありその組み合わせで味が異なっていたり、製造中の温度を1℃ずつ変えて味を確認しながら絶妙な調整をしながら作っている。試行錯誤に日々で年々美味しくなっていっているし、自身を持って提供している商品である。





































































































































































































