【連携】岐阜県立郡上北高等学校と本学との連携協定調印式
デジタルアーカイブに関する教育プログラムの開発、並びに教材開発研究等における白山文化遺産デジタルアーカイブの相互活用その他連携を推進することにより、
それぞれの教育活動の充実を図ると共に、地域課題の解決に寄与することを目的として、下記のように岐阜県立郡上北高等学校と連携協定を締結いたしました。
日 時:7月15日(木曜日)15:00〜15:40
場 所:岐阜県立郡上北高等学校 校長室
内 容:
1.岐阜女子大学学長挨拶
この度は、岐阜県立郡上北高等学校と岐阜女子大学が高大連携の調印式を迎えるにあたってご挨拶させていただきます。コロナ禍が教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する中,本学は,ニューノーマル時代に求められる学びの在り方に対応するため,様々な大学改革を不断に実行してまいりました。
特に、平成29年度より3年間、本学では、私立大学研究ブランディング事業「地域資源デジタルアーカイブによる知の拠点形成のための基盤整備事業」において、飛騨高山匠の技と郡上白山文化遺産を対象にして、15万件以上の静止画・資料・動画を収集整理し、シソーラス、索引語の整理などの「地域資源デジタルアーカイブ」の研究に対する必要な基礎データを準備してまいりました。
この,地域のデジタルアーカイブでは,自分の生まれた地域のさまざまな地域資源などをデジタルアーカイブすることにより,これまでに気付かなかったさまざまなものが,素材を通して見えるようになります。〇そのような意味で、この地域資源デジタルアーカイブは,このように地域のさまざまなことを再発見し,理解を深めていく上で大切な教育活動であると考えています。
また,この地域資源デジタルアーカイブには,地域の人々の参加が必要となってきます。特に,地域の資料の収集,デジタル化には,地域の実情に応じた活動が重要で,今後,地域住民たちが身近な場で地域のデジタルアーカイブをすべきだと考えています。
このためには,地域住民自らが自分たちの「地域資源」としていかに主体的に発見・収集・整理することできるかが課題です。この度の高大連携における大学と高等学校との「共創」によるデジタルアーカイブの活動を,新しい学びの一環として捉えることは重要です。
ここでの「共創」とは、多様な立場の人たちと対話しながら、新しい価値を「共」に「創」り上げていくことです。デジタルアーカイブは,単なる記録ではなくて,研究成果,「知」を集積することがデジタルアーカイブに問われています。
あらゆる地域が地域としてのアイデンティティを確立するためにも,「知」の拠点としての地域資源デジタルアーカイブを含めた総合的なデジタルアーカイブを構築することが求められています。
令和4年から高等学校に実施される学習指導要領では、課題探求型の学びが求められています。郡上北高等学校と岐阜女子大学のデジタルアーカイブ連携講座践は、この課題探求型の学習の全国のモデルとなりうると考えています。これからの学びは、「競争」から「共創」の学びに着実に変化していきます。これからの高校生にも課題探求という研究的な学びを、大学と高等学校が連携し、お互いに対話しながら、新しい価値を「共」に「創」り上げていきたいと思います。
本日は、岐阜県立郡上北高等学校の多くの先生方並びにここに参加いただいております生徒の代表の皆様に今回の高大連携へのご協力にお礼を申し上げると同時に、今後ますますこの連携の絆が強くなりますことを期待いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
2.岐阜県立郡上北高等学校校長挨拶
3.調 印
4.写 真 撮 影
5.生徒代表挨拶
資料
【講座】第2回~繋がるキャンパス~飛騨高山学会での発表
『繋がる』をコンセプトに、飛騨高山をはじめとした飛騨地域を共通のキャンパス(フィールド)
として調査・研究活動を実践している大学や大学生、地元の高校生、そして地域住民が集い、研究成
果・活動成果を発表する 『 第2回 ~繋がるキャンパス 飛騨高山学会 』 を開催 します。
○地域住民や小中高校生が大学や大学生と繋がる
○地元企業や経営者と大学が繋がる
○飛騨高山のまちづくりと先端的な手法・提案・技術が繋がる
○大学生の情報発信により、飛騨高山が国内外の多くの人と繋がる
○大学同士、大学生同士が飛騨高山を通して繋がる
1.期日 ・ 会場
期日:令和2年12月5日 土
時間:午後 2 時~午後 5 時30分
会場 :飛騨・世界生活文化センター 岐阜県高山市千島町 900 1
2.主催
一般財団法人飛騨高山大学連携センター
3.発表内容
地域課題解決のための飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ
地域に根差し地域社会に貢献する大学として、本学独自で育んできた知的創造サイクルを活用し、地域資源のデジタルアーカイブ化とその展開によって、伝統文化産業の活性化などの地域課題の実践的な解決や新しい文化を創造できる人材育成を行っている。
そこで、飛騨高山の匠の技デジタルアーカイブと伝統文化産業の振興について、デジタルアーカイブ研究とそれの利活用を行い、それぞれ伝統文化産業の振興と新たな観光資源の発掘を行ったので報告する。
4.発表資料
地域課題解決のための飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ
シナリオ(完成)
地域課題解決のための飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ(プレゼン)
ポスター
5.発表の様子
【イベント】地域探訪「郡上であそぼ」を手に地域探訪
岐阜女子大学デジタルアーカイブ専攻では、地域探訪「郡上であそぼ」という冊子を手に地域探訪をしました。
日 時:令和2年11月28日(土)9:00~17:00
参加者:学生 39名・教員 4名
地域探訪「郡上さんぽ」の冊子
【報告書】令和元年度 私立大学研究ブランディング事業外部評価委員会
日 時:令和2年2月20日(木) 14:00〜15:00
場 所:岐阜女子大学本館2階
委員会次第
【議題】
1.開会 (14:00〜14:10)
2.私立大学研究ブランディング事業の活動報告(14:10〜14:15)
3.特別企画活動状況の報告(14:15〜14:20)
4.評価委員講評 (14:20~14:55)
5.閉 会(14:55~15:00)
私立大学研究ブランディング事業外部評価委員会
資料2 私立大学研究ブランディング事業(外部評価委員会報告)
資料3 私立大学研究ブランディング事業報告会(特別企画活動状況の報告)
私立大学研究ブランディング事業報告会議事録
デジタルアーカイブ専攻ポスター
【連携】岐阜市との「地域活性化に関する包括連携協定」
岐阜女子大学は、令和2年2月3日岐阜市(柴橋正直市長)と地域活性化に関する包括連携協定を締結いたしました。本学が自治体との包括協定を締結するのは3例目となります。
この協定は、双方が多様な分野で包括的に連携と協力関係を築き、地域の課題に適切に対応し、協働による事業を推進することにより、活力ある地域社会の形成・発展や未来を担う人材育成などの地域社会に寄与することを目的としています。
連携内容は、次の事項です。
(1)教育、文化の振興に関すること
(2)健康づくりに関すること
(3)まちづくりに、地域の活性化に関すること
(4)人材育成に関すること
(5)災害対応に関すること
(6)上記各号に掲げるもののほか、目的を達成するために必要な事項に関すること
柴橋岐阜市長から、岐阜提灯や岐阜和傘などの伝統文化産業をはじめ「本物志向の観光街づくり」の推進に大いに期待しているとの話があり、松川学長は、本学の有する多様な知を岐阜市における地域課題と結び付け、独創的、先進的な取組みにチャレンジしていくと応えました。本学はデジタルアーカイブを始めとする大学力により地域貢献に努めて参ります。
私立大学研究ブランディング事業報告会
【報告書】記録のチカラ ~ デジタルアーカイブが新たな価値の基盤を創る ~
日 時:令和2年2月11日(火・祝)10:00~16:00(受付9:30~)
会 場:岐阜女子大学 文化情報研究センター
〒500-8813 岐阜県岐阜市明徳町10番地 杉山ビル 6F
TEL 058-267-5237 FAX 058-267-5238
主 催:岐阜女子大学
後 援:岐阜市・郡上市・高山市・NPO法人日本デジタルアーカイブ資格認定機構・デジタルアーカイブ学会・日本教育情報学会(予定)
参加費:無料(申し込み不要・当日会場にお越しください)
定 員:200名(先着順)
お問い合わせ先:岐阜女子大学デジタルアーカイブ専攻
(TEL:058-214-9341 久世均研究室 E-mail:pfe01173@nifty.com)
内 容:
■10:00~10:50 私立大学研究ブランディング事業報告
「地域資源デジタルアーカイブによる知の拠点形成のための基盤整備事業」
■11:00~12:00 基調講演
「記録のチカラ ~デジタルアーカイブが新たな価値の基盤を創る~」
青柳 正規(あおやぎ まさのり)氏
多摩美術大学理事長・元文化庁長官・東京大学名誉教授、
■13:00~16:00 各研究会並びに講座
私立大学研究ブランディング事業報告会
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私立大学研究ブランディング事業報告会(デジタルアーカイブ活用研究会)
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私立大学研究ブランディング事業報告会(デジタルアーカイブ実践研究会)
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私立大学研究ブランディング事業報告会(デジタルアーカイブ研究会)
□当日の様子
参加者 午前の部 165名
午後の部 175名
映像資料
関連資料
青柳先生プレゼン(PDF)
岐阜女子大学_青柳正規氏プレゼン資料(PPT)
20200210デジタルアーカイブ研究と新たな展開(2月11日講演資料)
20200211進行表(完成)
勝山市における白山文化遺デジタルアーイブ(宝珍)
【講座】デジタルアーカイブクリエータ資格取得講座
日 時 令和元年12月22日(日)
会 場 岐阜県立郡上北高等学校(郡上市白鳥町為真1265番地2)
主 催 岐阜女子大学・郡上ケーブルテレビ
受講対象:高校生/一般の方
● デジタルアーカイブに興味を持っている高校生/一般の方
● デジタルアーカイブクリエータ資格の取得を希望する高校生/一般の方
定 員:40名 (定員になりしだい締め切らせていただきます。)
募集期間:令和元年10月1日(火)~12月18日(水)
受講料:無料
● デジタルアーカイブクリエータ資格を取得希望者は別途認定料(高校生\2,500/一般の方\5,000)が必要になります。
申込方法:Fax(裏面用紙)058-267-5238 または Email pfe01173@nifty.com
● (1)開催日, (2)会場名, (3)郵便番号, (4)住所, (5)氏名(フリガナ) , (6)所属(学校名/企業名等), (7)資格認定希望の有無 を明記のうえ、お送りください。後日受講表を送付いたします。
デジタルアーカイブ・クリエータ資格取得講座
ANAアーカイブスと共催で開催!準デジタルアーキビスト資格取得講座の開催
高校生をはじめ、情報関連企業、メディア関係、博物館、図書館、史料館、文書館、教育関係、出版関係、公務員などに向けたデジタル・アーキビスト資格取得講座、準デジタル・アーキビスト資格取得講座を開催しています。
岐阜のほかに東京、大阪、福岡の主要都市で行われ、多くの方が受講しています。
令和2年2月23日(日)に、ANA_Blue_Baseにて、準デジタル・アーキビスト資格取得講座を開催することになりました。
高校生のみなさん、ぜひご参加下さい。
ANA準DA講習会案内
【研究】地域資源デジタルアーカイブのデジタルサイネージへの活用
知識基盤社会においては、様々な正確で良質な知識の集合体の整備が重要であるが、知識循環型社会の実現においては、様々な知的資料を集積した知識の集合体をどのように利活用するかが重要になる。また、様々な利用者が活用するためには結果よりも作業のプロセス情報が必要となる。意思決定結果より、意思決定のプロセスのほうが必要となる。即ち、知識循環型社会おいては結果のアーカイブよりプロセスのアーカイブが必要となる。
デジタルアーカイブについても、最終的な作品より作品を作成しているプロセスのデジタルアーカイブが重要となる。今回、飛騨高山匠の技DAについては、一位一刀彫や飛騨春慶塗の製作過程をデジタルアーカイブしている。このように、デジタルアーカイブする対象についても、知識基盤社会と知識循環型社会とは異なり、利活用することにより、新たな知識を創造する社会(知識循環型社会)に対応したデジタルアーカイブをする必要がある。
知識循環型社会においてデジタルアーカイブした飛騨高山の匠の技データベースが、2万件近い情報を非公開長期保存型データベースに保管している。この地域資源デジタルアーカイブを交通・観光に活用するために、デジタルサイネージへの展開を考えた。
デジタルサイネージは、一般に「サイネージ」と呼ばれることもありるが、「電子看板」、「電子広告」などとも呼ばれている。主な用途としては、紙に代わる新しい情報伝達媒体として利用されており、画像や動画などデジタルコンテンツとディスプレイを組み合わせて、紙のポスターやお知らせを置き換えて使われることが多い。
今回、飛騨高山匠の技DAした4万点の情報から知の増殖型サイクルのプロセスを抽出しデジタルコンテンツとして作成し、中部国際空港に設置している。
地域文化デジタルアーカイブを用いた地方活性化のための交通・観光施設での広報活用
中部国際空港におけるデジタルサイネージパネルチラシ
郡上白山文化遺産デジタルアーカイブのデジタルサイネージへの展開
【報告書】準デジタルアーキビスト資格取得講座報告
第1回 |
会場:郡上市歴史資料館 時間:19:00~21:00 |
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12月18日(火) |
地域課題解決とデジタルアーカイブ白山文化遺産とデジタルアーカイブ |
久世 均氏(岐阜女子大学・教授)曽我孝司氏(郡上市文化財保護審議会委員) |
第2回 |
会場:郡上市歴史資料館 |
時間:19:00~21:00 |
1月15日(火) |
デジタルアーカイブ社会の実現と国の動向郡上白山文化遺産のアーカイブの方法 |
井上 透氏(岐阜女子大学・教授)曽我隆行氏(郡上市景観保全審議会委員) |
第3回 |
会場:郡上市産業プラザ |
時間:19:00~21:00 |
1月29日(火) |
郡上デジタルアーカイブの実践とその活用郡上によるデジタルアーカイブの試み |
稲葉秀章氏(郡上ケーブルテレビ・社長)稲葉光紀氏(郡上ケーブルテレビ) |