【講義】教育の方法・技術

【講義】教育の方法・技術
Ⅰ はじめに
21 世紀の知識基盤社会における「学力」は「他者と協働しつつ創造的に 生きていく」ための資質・能⼒の育成である。そのために、授業では、他者と共に新たな知識を⽣み出す活動を引き出しつつ深い知識を創造させていく経験を、数多く積ませることが重要である。また、情報化や国際化が進み、社会が⼤きく変化する中で、学校、そして教師は様々な変化に直⾯している。児童・生徒に求められる学⼒の変化や授業でのICT活⽤など、教師はどう対応していけばよいのだろうか。本講座では「インストラクショナルデザイン」を⼿がかりに、教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインについて考えていく。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
  高度情報社会は新しい課題を世界にもたらし、新しい解を生み出せる人間を求める社会である。つまり、これからの社会は、一部の専門家があらかじめ有する「正解」を適用するだけで解決できるものではなく、問題を共有する者が知識やアイデアを出し合い、不完全にせよ解を出して実行する。そして、その結果を見ながら解とゴールを見直すことが求められている。このような課題に対して、社会全体が応えようとしている表れが、知識基盤社会、コミュニティ基盤社会への転換と進展、ICTの利活用である。知識基盤社会とは、新しい知識やアイデア、技術のイノベーションがほかの何よりも重視される社会である。そのイノベーションのために、他者とのコミュニケーションやコラボレーション(協働、協調)が重視され、 それらが効果的・建設的に行えるように、人と人を繋ぐコミュニティやICTの役割に注目が集まっている。
つまり、現在決まった答えのないグローバルな課題に対して、大人も子 供も含めた重層的なコミュニティの中で、ICT を駆使して一人ひとりが自分の考えや知識を持ち寄り、交換して考えを深め、統合することで解を見出し、その先の課題を見据える社会へと、社会全体が転換しようとしている。ここでは、その高度情報社会とそれに応じて求められる資質や能力について考える。
Ⅲ 授業の教育目標
教育情報とは、検索利用可能な形で集積され、流通される情報を第一義的なものと考え、狭義には学資教材情報を、広義には、教育研究情報や教育の管理経営の情報その他を含めて考えることが情報管理論的に妥当である。こうした教育情報のシステムは、すでに学術的には開発され、試行されているものがあるので、これを基準に、教育情報について体系的に考察する。
(1)「イ ンストラクショナルデザイン」を⼿がかりに、効果的・効率的・魅⼒的な授業づくりや教材開発について考える。
(2)21 世紀に求められる学⼒を育む新たな授業と評価を、背景や実践事例を紹介しながら考える。
(3)⽬標を分析して構造がわかると、評価規準ができる。⽬標の構造がわかるというのは、評価規準のなかで、重要度を決定することを考える。
(4)企業の教材開発の視点を考える。
(5)協働学習の⼿法の⼀つである「ジグソー学習法」を経験し、学習者⾃⾝で知識を統合して答えを出す学習活動過程について理 解を深め、その効⽤を考える。
第1講 インストラクショナルデザイン 
1. 何を学ぶか
 情報化や国際化が進み、社会が⼤きく変化する中で、学校、そして教師は様々な変化に直⾯している。⼦供達に求められる学⼒の変 化や授業でのICT活⽤など、教師はどう対応していけばよいのだろうか。ここでは「イ ンストラクショナルデザイン」を⼿がかりに、効果的・効率的・魅⼒的な授業づくりや教材開発について考える。
2. 学習到達目標
 ① インストラクショナルデザインとは何か説明できる。
 ② ADDIEモデルについて事例をあげて説明できる。
3. 研究課題
 ① ADDIEのプロセスを検討し、折り紙を折れるようになる教材を作成しなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第1講)
5.映像

第2講 授業デザインの基本 
1. 何を学ぶか
 教育の世界ではデザインというと美術関係や建築関係のことを連想するかもしれない。ここでは、サイモンがシステムの科学で⽰したデザイ ンの概念を紹介しつつ、教育での改善や問題解決あるいは改⾰に関わることについて考える。
2. 学習到達目標
 ① サイモンのデザインの考えをもとに、授業デザインを状態記述と過程記述から説明できる。
3. 研究課題
 ① 各⾃の授業を取り上げ、状態記述と過程記述で授業デザインを検討しなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第2講)
5.映像

第3講 21世紀に求められる学⼒と学習環境
1. 何を学ぶか
 21 世紀にふさわしい主体的・協働的な授業をいかに設計し、評価していくべきだろうか。21 世紀の知識基盤社会における「確かな学⼒」は「他者と協働しつつ創造的に⽣きていく」資質・能⼒の育成であるため、授業では、他者と共に新たな知識を⽣み出す活動を引き出しつつ深い知識を創造させていく経験を、数多く積ませることが重要である。ここでは、21 世紀に求められる学⼒を育む新たな授業と評価を、背景や実践事例を紹介しながら考える。
2. 学習到達目標
  ① 21 世紀に求められる学⼒について説明できる。
  ② 資質・能⼒を引き出す授業の条件を説明できる。
3. 研究課題
  ① 知識習得モデルと知識創造モデルの違いを説明しなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第3講)
5.映像

第4講 教材の分析と設計
1. 何を学ぶか
 ⽬標分析をできないと評価規準をつくるのは難しいと⾔われる。「⽬標分析をする」とは、⽬標の構造を捉えることである。つまり、 ⽬標は平⾯的で、それだけでは構造はわからない。しかし、⽬標を分析して構造がわかると、評価規準ができる。⽬標の構造がわかるというのは、評価規準のなかで、重要度を決定することである。「この単元で何をしたいのか、何を教えたいか、何を指導したいか、どのような順序で教えるのか」を決定する。そして、「それを指導するために、何がいるのか」を考える。
2. 学習到達目標
  ① 何を教えるのか、そのための教材作成のあり⽅について説明できる。
  ② システム的な教材設計・開発の⼿順を5 つに分けて説明できる。
3. 研究課題
  ① あなたは、どのような場⾯でメディアの影響を強く受けていると思うか、また、どのような場⾯でメディアの影響をあまり受けていないと思うかグループで話し合って発表しなさい。
  ② テレビなどのCM は、専⾨家がなんとか視聴者をひきつけようとして創作した作品である。どんなCM が印象に残っているか。それは何故か。メディアの特性をどのように使っているか。グループで話し合って発表しなさい。
  ③ インターネットで、いくつかの教材を調べて、その教材の有効性を5段階で判定しなさい。そして、どのような要因でその判定結果になったかを、書きなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第4講)
5.映像

第5講 学習⽬標のデザイン
1. 何を学ぶか
 授業づくりは、まず学習⽬標を適切かつ明確にすることからスタートする。学習⽬標とは、学習者が、わかるようになること、できるようになること、⾝に付けることなど、教師が授業でねらいとすることを、より具体的な形で表し、どのようにわかったか、どのようにできるようになったか、どのように⾝に付いたかについて考える。
2. 学習到達目標
  ① ブルームの教育⽬標分類について、⾏動⽬標による例を取り上げて説明できる。
  ② ガニェの学習成果の5 分類について、具体例を挙げて説明できる。
  ③ 明確な学習⽬標について、具体的な単元において説明できる。
3. 研究課題
  ① ガニェの学習成果の5分類をもとに、各教科や単元を例にとって、グループで明確な学習⽬標を設定して発表しなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第5講)
5.映像

第6講 教材開発のストラテジー
1. 何を学ぶか
 本来教材というものは、教師⾃⾝が担任(担当)している⼦供の実態や学習⽬標に応じて⾃作するべきである。しかし、そうするには学習課題や教材を使⽤する⼦供の分析から始まり、具体的に製作するまで膨⼤な時間と労⼒がかかってしまう。そのため全ての教材を⾃作することはたいへん困難をきわめる。ここでは、企業の教材開発の視点を考える。
2. 学習到達目標 
 ① 企業の教材開発の視点を説明できる。
  ② 企業の教材開発の⼯夫を具体的な例を挙げて説明できる
  ③ 企業の教材開発におけるストラテジーとは何かを説明できる。
3. 研究課題
  ① 同じ正答であっても問題によって正答率が異なるのは何故か、具体例を挙げてグループで考えなさい。
  ② プリント教材の⻑所と短所について、グループで話し合って発表しなさい。
  ③ 紙(アナログ)の教材とICT(デジタル)を組み合わせたり、連携させたりして新しい教材を、グループで話し合って考えなさ い。
  ④ ⼀⻫学習、協働学習、個別学習のいずれかで活⽤できそうなデジタル教材(タブレットアプリも可)を、グループで話し合って考えなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第6講)
5.映像

第7講 教材の開発とその活⽤ 
1. 何を学ぶか
 ⼩中学校における理科の実験教材を開発する場合、先⽣が実験を⾒せる時に、実験台の周辺に児童⽣徒が集合することになるが、⼀⽅向からしか⾒えない児童⽣徒が⼤半で⼗分に理解することができない。しかし、多視点映像教材を⽤いると、従来の映像教材では⾒られない被験者の⽬線による映像や正⾯からの映像、左右側⾯からの映像や俯瞰による映像を⾒ることができ、理解の⼿助けとなる。ここでは、多視点映像教材の開発とその活用について考える。
2. 学習到達目標 
 ① 多視点映像教材の開発とその活⽤について説明できる。
3. 研究課題
 ① 看護技術の多視点映像タブレット教材を使ってみて、他の教材への応⽤をグループで話し合って、その効果について考えなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第7講)
5.映像

6.資料
学習者の目的に応じた多視点映像教材の開発研究

第8講 魅⼒ある授業をつくる
1. 何を学ぶか
 教師の誰もが「⼦供にとって魅⼒ある授業をしたい。」と願っている。「魅⼒ある授業」とは、画⼀的な教え込みの教師主導型の授業ではなく、教師の⼯夫によって⼦供が教材や指導内容に引き付けられ、⾼まった学習意欲をもとに⼦供が主体的・協働的に追求する授業のことである。今後の教育の⽅向として重視されている「アクティブ・ラーニング」(主体的・対話的な深い学び)も、魅⼒ある授業を⽀える条件の⼀つとして⼤切である。ここでは、魅⼒ある授業をつくる上で⼤切なこととして、教師の指導⼒(児童⽣徒理解⼒、授業⼒、学級経営・⽣徒指導⼒)と、授業を⾏う上での教師の基礎・基本(教師が⾝に付けるべきスキル、⼦供に⾝に付けさせたいスキル、学習環境の整備)に視点を当てて考える。
2. 学習到達目標 
 ① 魅⼒ある授業をつくる教師の指導⼒について説明できる。
 ② ガニェの9教授事象について具体例をあげて説明できる。
3. 研究課題
 ① ガニェの9教授事象をもとに、魅⼒ある授業をつくるのにどんな授業展開をするとよいのかを具体的な教科名や単元名をあげ ながら、グループで話し合って発表しなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第8講)
5.映像

第9講 学習意欲を⾼める
1. 何を学ぶか
 変化の激しい社会を生き抜いていくためには、⾃ら課題を⾒付け、 ⾃ら学び、⾃ら考え、主体的に判断し、⾏動し、よりよく問題を解決できる能⼒や態度を⾝につける必要がある。このような能⼒や態度を育てる教育を実現するためには、⼦供の学ぶことへの関⼼・意欲を高めることが必要であり、学習の評価においても「関心・意欲・態度」の観点が重視されている。しかし、学習到達度調査などによると⽇本の⼦供の学習意欲は、改善傾向にあるとはいえ、平均を下回っていることが指摘されている。では、どうすれば学習意欲を⾼めることができるかについて考える。
2. 学習到達目標 
 ① 学習意欲を高める指導法について説明できる。
 ② ジョン・M・ケラーのARCS モデルについて具体的に説明できる。
 ③ アンドラゴジーをもとにして学校式教育から⼤⼈の学び⽀援について、その違いを具体的に説明できる。
3. 研究課題
 ① アンドラゴジーをもとにして、学校式教育から⼤⼈の学び⽀援について、その違いを具体的に5つあげて、KJ 法を使って、グループごとに分類し、説明しましょう。
 ② 各グループで、学習の動機づけの具体的な⽅法をあげて、ジョン・M・ケラーのARCSモデルのどの分類にあたるか分類しましょう。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第9講)
5.映像

第10講 協働的な学びをデザインする
1. 何を学ぶか
 ⽇本において「協働学習(Collaboration Learning)」という⾔葉や概念は教育⼯学・認知科学の分野において使⽤され始め、ICT環境の整備とテクノロジによる学習⽀援が実現されていくのと共に広く知られるようになった。もともと「協働」とは⾃らが属する組織や⽂化の異なる他者と⼀つの⽬標に向けて互いにパートナーとして働くことである。従って「協働学習」は、単に「問題を⼀緒に解く」というような抽象的な活動のことではない。問題を解く場⾯で「どうしても他⼈がいないと起きない活動」を通じて「他⼈がいると⾃分⼀⼈で解くより答えの質が上がる」ことを繰り返し経験することで柔軟に解決できる“使えるスキル“の育成について考える。
2. 学習到達目標 
 ① 協働学習の考え⽅を理解し実際に授業デザインできる。
 ② ワークショップの⼿法を5種類説明できる。
 ③ ジグソー学習について説明できる。
3. 研究課題
 ① 協働学習の⼿法の⼀つである「ジグソー学習法」を経験し、学習者⾃⾝で知識を統合して答えを出す学習活動過程について理解を深め、その効⽤を検討してみましょう。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第10講)
5.映像

第11講 ICTの活⽤とその効果
1. 何を学ぶか
 ⽂部科学省は、平成26 年度の委託事業である「ICT を活⽤した教育の推進に資する実証事業」において「ICT を活⽤した教育効果
の検証⽅法の開発」を⾏った。この実証事業は、ICT を活⽤した教育の推進を図る上で不可⽋な教育効果の明確化を⽬的として、1⼈1 台のタブレット端末を活⽤した授業と活⽤しない授業を実施し、児童⽣徒にもたらされるタブレット端末の活⽤効果を検証するとともに、ICT を活⽤した教育効果の検証⽅法を開発した。ここでは、タブレット端末を活⽤した授業の実践によりもたらされる「児童⽣徒の学⼒への効果」と「教員のICT 活⽤指導⼒への効果」、更に、「児童⽣徒のICT 操作スキルと学⼒への効果の関係性」について考える。
2. 学習到達目標 
 ① ICT を活⽤した効果的な指導法について説明できる。
 ② アンケートやインタビューによる⾏動変容の調査について具体的に説明できる。
3. 研究課題
 ① ⼀⻫授業におけるメディアの活⽤と、個別指導におけるメディアの活⽤では、その学習形態は異なる。どのような学習が考えられ、学習環境に分けて、メディアの活⽤と学習形態について話し合って下さい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第11講)
5.映像

第12講 授業を分析してみよう
 1. 何を学ぶか
平成27 年7 ⽉16 ⽇に⽂部科学省より提⾔のあった、「これからの学校教育を担う教員の資質能⼒の向上について(中間まとめ)」において、「教員⼀⼈⼀⼈が、その職は⾼度に専⾨的なものであり、国家社会の活⼒を作り出す重要な職であるとの誇りを持ちつつ、⾼い志で⾃ら研鑽することの重要性が改めて認識されるようになってきた。」とあり、教員の資質能⼒の向上については、教育基本法第9条においても定義づけられており、教員の資質能⼒向上は、教員⾃⾝の責務でもある。それでは、教員の資質能⼒とは何か。様々な議論があるであろうが、 ⼀つには「授業⼒」であるといえる。この授業⼒を磨き上げていくことは、教員の資質能⼒の向上にもつながる。そこで、授業⼒を磨き上げることについて考える。
2. 学習到達目標 
 ① 授業記録の⽅法について説明できる。
 ② 授業分析の⽅法について具体的に説明できる。
 ③ マイクロティーチングの⽅法について説明できる。
3. 研究課題
① 授業改善のチェックリストをグループで作成しなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第12講)
5.映像

6.資料
授業アーカイブ
第13講 教授・学習の理論と教育実践
1. 何を学ぶか
 ⼈が「学ぶ」ということについて、古くからいろいろな領域での研究がなされてきた。教授と学習という概念は、⼀般に教育者の⾏う教授活動と、学習者の⾏う学習活動という意味で理解されている。しかしながら、現実の多くの教育においては、「教授と無関係に成り⽴っている学習」もあれば、「教授が学習を導けない場合」もある。また、「教師がいないで⾏われている学習」であっても「教師からいかなる指⽰も影響も受けずに学習者が学習を⾏う場合」もあれば、「教師から前もっての指⽰のもとに、⼀⼈で学習する場合」もある。さらには、「教師の指⽰に反する⽅法で学習を⾏うような学習者」もいる。このように、現実の教育の場においては、教授と学習は必ずしもひとつの教育過程を構成しているとはいえない場合がある。ここでは、このような教授・学習の理論の変遷について考える。
2. 学習到達目標 
 ① 教授学習に関する基本的な理論を具体的に説明できる。
 ② ⾏動主義と認知主義の2つの学習論の区別を説明できること。
3. 研究課題
 ① ⾏動主義的学習論と認知主義的学習論、構成主義的学習論に対応した教材や課題(問題)を作成し、グループで協議をしなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第13講)
5.映像

第14講 授業⼒の向上
1. 何を学ぶか
 これからの社会で求められる⼈材像を踏まえた教育の展開、学校現場の諸課題への対応を図るためには、社会からの尊敬・信頼を受ける教員、思考⼒・判断⼒・表現⼒等を育成する実践的指導⼒を有する教員、困難な課題に同僚と協働し、地域と連携して対応する教員が必要である。また、教職⽣活全体を通じて、実践的指導⼒等を⾼めるとともに、社会の急速な進展の中で、知識・技能の絶えざる刷新が必要であることから、教員が探究⼒を持ち、学び続ける存在であることが不可⽋である。ここでは、これからの教員に求められる資質能⼒について考える。
2. 学習到達目標 
 ① 教育委員会が必要とする資質・能⼒について説明できる。
 ② 資質・能⼒を⾼めるための校内研修の⽅法を実践できる。
3. 研究課題
 ① ⾃分の資質・能⼒について強み、弱みを分析し、グループで弱みを強みに変える校内研修を提案し計画を⽴てなさい。
4.教材開発の基礎としてのインストラクショナルデザインプレゼン構成(第14講)
5.映像

第15講 教師の成⻑
1. 何を学ぶか
 教師教育は、教員の養成̶採⽤̶研修の段階に⼤きくわけられて論じられている。養成段階は、⼤学での教職のために必要な科⽬を学修する。さらに、教職に就くためには、都道府県等が⾏う採⽤試験に合格しなければならない。さらに、採⽤後は職場や都道府県等で⾏われる教員研修を受けなければならない。採⽤後の研修がこれであるが、研修は退職まで続き、教師の発達を促す重要な役割となる。教師の成⻑はこのように養成・採⽤・研修の段階を包み込む⻑期的な過程として捉えて教員養成について考える。
2. 学習到達目標 
 ① 教師の成⻑を、養成―採⽤―研修の過程で説明できる。
 ② 教師の技能発達を認知と技術の統合で説明できる。 
3. 研究課題
 ① ⾃分の教育技術を振り返り、課題として何があり、それを乗り越えるためにどうするか、について書いてみよう。
4.映像

Ⅳ レポート課題
 課題1 21 世紀に求められる学⼒について論述しなさい。(A4用紙1枚程度)
 課題2 ブルームの教育⽬標分類について、⾏動⽬標による例を取り上げて論述しなさい。(A4用紙1枚程度)
Ⅴ アドバイス
 課題1解説 第3講参照
 課題2解説 第5講参照
Ⅵ 科目修得試験:レポート試験
Ⅶ テキスト
 『教育情報研究』 岐阜女子大学、2017
   教育情報研究
   教育情報研究ガイドブック
Ⅷ タキソノミーテーブル(教育目標の分類体系:タキソノミー)
 タキソノミーテーブル(教育目標の分類体系:タキソノミー)インストラクショナルデザイン
教材作成

 

 

 

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