アーカイブ年: 2021
伊奈波神社
伊奈波神社(いなばじんじゃ)は、岐阜県岐阜市にある神社である。美濃国三宮で、旧社格は国幣小社。式内社「美濃国厚見郡 物部神社」の論社である。2015年(平成27年)4月24日、「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜 」の構成文化財として日本遺産に認定される。
先ずお祀りされている神様は、「五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)」と申し上げ、第十一代垂仁天皇の長男で、第十二代景行天皇の兄にあたり、古事記、日本書紀にもそのご事蹟が記載され、父垂仁天皇から弓矢を賜り武事をおさめ、また、勅命によって河内、大和、摂津、美濃など諸国に開拓された池溝の数は、実に800に及び、このため諸国の産業は勃興し、農事は豊かになって天下は泰平であったと記している。更に茅渟の川上宮にて劔1千口を作り、これを石上神宮に納めて有事に備えられた。今でいえば内政、土木、軍事などあらゆる面で活躍されたといえる。
薨去の翌年(景行天皇14年)命のご偉徳を偲び稲葉山(金華山)の地(丸山)に鎮斎申しあげたのが始まりで、それ以来1900年余りの長きに亘り、「心のふるさと」として親しまれている。天文8年(1539)斎藤道三が稲葉山城を居城とするにあたり、現在の地に遷し奉った。昭和14年11月1日国幣小社に列せられる。
我々の祖先は揖斐・長良・木曽の三大川に恵まれ水の恩恵に浴したものの一方では、洪水に悩まされ洪水から守り稔り豊かな土地にする事が土地を治める者の最大の務めであり、「水を制する者は天下を制す」と諺があるように、水を制するには金を以て当てるというのが陰陽五行の信仰であり、この地方は特に金、水に関する地名も多く伊奈波神社は水を防ぐ信仰の神社でもあった。近年神徳を慕って家内安全、商売繁盛、初宮詣、七五三詣、安産、交通安全、土建、水利などの参拝が多い。
当社には、神社の由緒・御祭神等について書かれた巻物が現存し、岐阜県の重要文化財に指定されている「美濃国第三宮因幡社本縁起事」、写本「美濃国第三宮因幡社本縁起事」をはじめ、「濃州厚見郡因幡神縁起」、「美濃国因幡大菩薩本縁起之事」の四巻の古縁起巻物がある。
「美濃国第三宮因幡社本縁起事」は、延文四年(1359)九月に卜部兼前によって書かれている。写本は文明四年(1472)に書き写された。
(公式ホームページより)
ひるがの白山神社
ひるがの高原は戦後の食糧難解決のため開拓された地域であるため、由緒書きのような経緯で新設された神社です。
9月には祭礼も行われ神楽や獅子舞など特色あふれる祭礼は写真家にも愛されていいます。
資料
ひるがの白山神社
明建神社
明建神社・神迎え、帰り杉
参道には樹齢300年以上の杉(神迎え杉・神帰り杉)と約120本の山桜の桜並木があります。毎年8月7日に行われる「神踊り」の神前の舞、杵振りの舞、獅子起しの舞などは、室町時代の田楽を伝承しています。春には桜が満開になり、夜になると桜並木がライトアップされます。
資料
明建神社
東氏館跡庭園
東氏館跡庭園は鎌倉から室町時代にかけて郡上の地を治めた領主の居館にあった中世の庭園です。他にも東氏館跡庭園の近くには篠脇城跡の遺構が残っていて東氏館跡庭園から歩いて見に行くことができます。
資料
東氏館跡庭園
【連携】岐阜県立郡上北高等学校と本学との連携協定調印式
デジタルアーカイブに関する教育プログラムの開発、並びに教材開発研究等における白山文化遺産デジタルアーカイブの相互活用その他連携を推進することにより、
それぞれの教育活動の充実を図ると共に、地域課題の解決に寄与することを目的として、下記のように岐阜県立郡上北高等学校と連携協定を締結いたしました。
日 時:7月15日(木曜日)15:00〜15:40
場 所:岐阜県立郡上北高等学校 校長室
内 容:
1.岐阜女子大学学長挨拶
この度は、岐阜県立郡上北高等学校と岐阜女子大学が高大連携の調印式を迎えるにあたってご挨拶させていただきます。コロナ禍が教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する中,本学は,ニューノーマル時代に求められる学びの在り方に対応するため,様々な大学改革を不断に実行してまいりました。
特に、平成29年度より3年間、本学では、私立大学研究ブランディング事業「地域資源デジタルアーカイブによる知の拠点形成のための基盤整備事業」において、飛騨高山匠の技と郡上白山文化遺産を対象にして、15万件以上の静止画・資料・動画を収集整理し、シソーラス、索引語の整理などの「地域資源デジタルアーカイブ」の研究に対する必要な基礎データを準備してまいりました。
この,地域のデジタルアーカイブでは,自分の生まれた地域のさまざまな地域資源などをデジタルアーカイブすることにより,これまでに気付かなかったさまざまなものが,素材を通して見えるようになります。〇そのような意味で、この地域資源デジタルアーカイブは,このように地域のさまざまなことを再発見し,理解を深めていく上で大切な教育活動であると考えています。
また,この地域資源デジタルアーカイブには,地域の人々の参加が必要となってきます。特に,地域の資料の収集,デジタル化には,地域の実情に応じた活動が重要で,今後,地域住民たちが身近な場で地域のデジタルアーカイブをすべきだと考えています。
このためには,地域住民自らが自分たちの「地域資源」としていかに主体的に発見・収集・整理することできるかが課題です。この度の高大連携における大学と高等学校との「共創」によるデジタルアーカイブの活動を,新しい学びの一環として捉えることは重要です。
ここでの「共創」とは、多様な立場の人たちと対話しながら、新しい価値を「共」に「創」り上げていくことです。デジタルアーカイブは,単なる記録ではなくて,研究成果,「知」を集積することがデジタルアーカイブに問われています。
あらゆる地域が地域としてのアイデンティティを確立するためにも,「知」の拠点としての地域資源デジタルアーカイブを含めた総合的なデジタルアーカイブを構築することが求められています。
令和4年から高等学校に実施される学習指導要領では、課題探求型の学びが求められています。郡上北高等学校と岐阜女子大学のデジタルアーカイブ連携講座践は、この課題探求型の学習の全国のモデルとなりうると考えています。これからの学びは、「競争」から「共創」の学びに着実に変化していきます。これからの高校生にも課題探求という研究的な学びを、大学と高等学校が連携し、お互いに対話しながら、新しい価値を「共」に「創」り上げていきたいと思います。
本日は、岐阜県立郡上北高等学校の多くの先生方並びにここに参加いただいております生徒の代表の皆様に今回の高大連携へのご協力にお礼を申し上げると同時に、今後ますますこの連携の絆が強くなりますことを期待いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
2.岐阜県立郡上北高等学校校長挨拶
3.調 印
4.写 真 撮 影
5.生徒代表挨拶
資料
八幡旧庁舎記念館
昭和11年に建てられた洋風建築です。平成10年国の登録文化財に指定され、現在は郡上八幡の総合観光案内所として活躍しています。
所在地岐阜県八幡町島谷520-1 駐車場あり。
資料
八幡旧庁舎記念館
明宝歴史民俗資料館
郡上市明宝地区で使われていた生活用具を中心に調査・保管・展示を行っています。歴史は古く、これまでに約47,000点あまりが収蔵されています。この建物は、小学校の旧校舎で古い木造校舎で歴史を感じられる木造校舎は迫力があります。
資料
明宝歴史民俗資料館