【授業】文化情報メディアⅢ
Ⅰ はじめに
画像編集や加工に特化したAdobePhotoshopの技術を、イラスト描画に特化したAdobeIllustratorの技術を身につけ、2つを活用してリーフレットを作成する。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
資料の利活用に必要な制作技術として、画像加工やイラスト、フォント制作に必要な知識・技術を習得し、作品制作を通して評価・改善を行う。
Ⅲ 授業の教育目標
画像編集や加工の基礎知識を身につけ、ソフトウェアを使って編集できるようにする。
イラストやフォントの制作、加工ができる。
身につけた能力を用いて、自分の思い通りの加工ができることを目指す。
第1講~第2講 illustrato入門
1.何を学ぶか
Illustratorの基本操作を学ぶ。
2.学習到達目標
Illustratorの操作方法を身につける。
3.研究課題
ポスターを作成する。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第3講~第6講 Photoshopの基礎
1.何を学ぶか
Photoshopの画像加工技術を身につける。
2.学習到達目標
Photoshopを一通り使うことができる。
3.研究課題
各回の練習データに取り組み、データを提出する。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第7講~第10講 illustratorの基礎
1.何を学ぶか
Illustratorを使ったイラストや図形の作成技術を身につける。
2.学習到達目標
Illustratorを一通り使うことができる。
3.研究課題
各回の練習データに取り組み、データを提出する。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第11講~第14講 Photoshopとillustratorを使ったリーフレット作成
1.何を学ぶか
Photoshopとillustratorの両方を用いた、リーフレット作成方法を学ぶ。
2.学習到達目標
Photoshopで加工した画像をillustratorで活用する方法を身につける。
3.研究課題
リーフレットを作成する。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第15講 高校生講座の運営
1.何を学ぶか
授業で身につけたPhotoshopやillustrator、3Dモデリングの応用を学ぶ
2.学習到達目標
高校生に教えることができる。
3.研究課題
なし
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
各回の演習データに取り組み、提出する。
課題2
リーフレットを作成する。
Ⅵ 科目修得試験:レポート試験
すべての課題を提出すること。
Ⅶ テキスト
なし
Ⅷ 参考文献
なし
【授業】文化情報メディアⅡ
Ⅰ はじめに
表計算の関数を用いた処理能力を身につけ、資格取得を目指す。
3Dや3次元計測等の基礎知識を理解し、3Dに関する様々な技術を学ぶ。
さらにPCを用いた3D表現方法を実習により習得する。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
データサイエンスに必要な情報管理に関する知識・技術を習得し、資料の活用および汎用化する能力を身につける。
Ⅲ 授業の教育目標
表計算処理能力を身につける。
3Dについて理解し、ソフトウェアを使った3Dの表現技術を習得する。
第1講~第2講 表計算検定の概要
1.何を学ぶか
表計算検定に必要な関数等の知識を身につける。
2.学習到達目標
準1級までの関数を理解する。
受検する級を決めて、テキストを購入する
3.研究課題
表計算検定の過去問、3級、準2級、2級、準1級に取り組む。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第3講~第7講、第15講 表計算検定
1.何を学ぶか
模擬問題に取り組み、関数やグラフ作成の能力を身につける。
2.学習到達目標
検定を受けて合格する。
3.研究課題
模擬問題で80点以上をとれるように、繰り返し取り組む。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第8講 メタバースのしくみ
1.何を学ぶか
メタバース(Door、Spoke)の使い方を学ぶ。
2.学習到達目標
メタバースの構築ができる。
3.研究課題
Spokeを使ってメタバースを構築し、Doorにて閲覧できるようにする。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第9講~第14講 3Dモデリング
1.何を学ぶか
3Dモデリングソフト(blender)の使い方を学ぶ。
作成した3Dデータを統合して、1つの3Dデータを作成する方法を学ぶ。
2.学習到達目標
作成した3D作品をメタバース上で公開する。
3.研究課題
3D作品を制作する。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
表計算の模擬問題に取り組み、提出する。
課題2
3Dモデルを作成し、メタバースに掲載する。
Ⅵ 科目修得試験:レポート試験
なし
Ⅶ テキスト
なし
Ⅷ 参考文献
はじめての3Dモデリング Blender 3 超入門、ソシム、富元他
【授業】建築法規専門演習Ⅰ
Ⅰ はじめに
建築物の設計・施工するためには、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低基準を定めた法律、建築基準法を主とした、建築法規を学ぶ必要がある。建築士試験(学科Ⅱ:法規)でもその知識は求められる。本科目はこれまでに「建築法規」「建築法規専門演習Ⅰ」学んできた建築法規に関する問題演習を中心に行うことで、知識の定着度を確認し、自らの到達状況を知り、より深い理解と卒業年次に二級建築士試験(学科Ⅱ:法規)に合格するレベルを目標とする。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
建築物の設計・施工に必要な建築法規の理解の定着度を問題演習を行うことで確認し、自らの到達状況を知り、解答解説で間違ったところやより深い理解を得ることができる。卒業年次に二級建築士試験(学科Ⅱ:法規)に合格するレベルの知識の習得を目的とする。
Ⅲ 授業の教育目標
二級建築士試験における各単元の重要ポイントの解説を行い、二級建築士の学科試験の過去問題に取り組むことで、二級建築士合格レベルの知識を身につける。また、演習課題と学修到達目標を設定し,個々に学修の到達を確認することができる。
テーマ1 授業の進め方、建築士試験の概要説明 用語の定義について
1.何を学ぶか
建築士試験の概要及び建築基準法上の用語の定義について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築法規上の用語についての理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される用語の定義についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ2 面積・高さの算定
1.何を学ぶか
敷地面積、建築面積、床面積、延べ面積、建築物の高さ、階数について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築物の面積、高さについて理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される面積・高さの算定についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ3 確認申請、建築手続き総合
1.何を学ぶか
確認申請の流れや確認申請が必要な建築物等について、及び中間検査、完了検査等、建築手続き総合について学ぶ。
2.学習到達目標
・確認申請等について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される確認申請、建築手続き総合についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ4 一般構造
1.何を学ぶか
建築物の安全、防火、避難、衛生などに関して定められている技術的基準について学ぶ。(居室の採光、換気、天井高、床高、建築物の階段について等)
2.学習到達目標
・建築物の安全、防火、避難、衛生などに関して定められている技術的基準について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される一般構造についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ5 耐火・防火
1.何を学ぶか
耐火建築物等にしなければならない特殊建築物等についておよび耐火建築物等に求められる性能について学ぶ。
2.学習到達目標
・耐火建築物等としなければならない特殊建築物について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される耐火・防火についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ6 防火地域・準防火地域
1.何を学ぶか
防火地域及び準防火地域内の建築制限及び、防火地域及び準防火地域内の建築物に求められる性能(屋根、外壁等)、建築物が防火地域又は準防火地域の内外にわたる場合の措置について学ぶ。
2.学習到達目標
・防火地域、準防火地域内の建築物の制限と求められる性能や構造について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される防火地域、準防火地域についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ7 防火区画、避難施設等
1.何を学ぶか
防火区画、避難施設等について学ぶ。
2.学習到達目標
・防火区画、避難施等について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される防火区画、避難施設等についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ8 内装制限
1.何を学ぶか
内装制限制限を受ける建築物とその内装の基準について学ぶ。
2.学習到達目標
・内装の制限を受ける建築物とその内装について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される内装の制限ついての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ9 構造計算・構造強度
1.何を学ぶか
建築物の規模や高さ、種類に応じた構造計算や構造強度の技術的基準を学ぶ。
2.学習到達目標
・構造計算の必要な建築物や構造計算の種類、・それぞれの構造について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される構造計算・構造強度についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ10 敷地と道路
1.何を学ぶか
建築物を建築する敷地と道路の関係、道路の定義や制限について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築物を建築する敷地と道路の関係、道路の定義や制限について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される敷地と道路についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ11 用途地域
1.何を学ぶか
それぞれの用途地域においてどのような用途の建築物が建てられるか、さまざまな制限について学ぶ。
2.学習到達目標
・用途地域の種類とその建築制限について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される用途地域についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ12 建ぺい率
1.何を学ぶか
建ぺい率の限度とその算定法について、緩和措置や適用除外について学ぶ。
2.学習到達目標
・建ぺい率について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される建ぺい率についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ13 容積率
1.何を学ぶか
容積率の限度とその算定法について、緩和措置等について学ぶ。
2.学習到達目標
・容積率について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される容積率についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ14 高さ制限、日影規制
1.何を学ぶか
建築物の高さに関する制限(絶対高さ制限・道路斜線制限・北側斜線制限・隣地斜線制限・日影規制等)について学ぶ。
2.学習到達目標
・高さ制限について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される高さ制限、日影規制についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ15 建築士法、その他関連法規等
1.何を学ぶか
建築士法及びその他関連法規について学ぶ。
2.学習到達目標
・・築士法及びその他関連法規について理解の定着度を確認し、自らの到達状況を知ることができる
・二級建築士試験に出題される建築士法及びその他関連法規についての問題が解けるようになる
3.研究課題
問題演習で間違ったところのまとめと復習
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題
Ⅴ アドバイス
課題解説
Ⅵ 科目修得試験:定期試験
定期筆記試験
Ⅶ テキスト
2級建築士試験 学科厳選問題集 500+100(総合資格学院)
基本建築関係法令集(法令編)総合資格学院編 総合資格学院
Ⅷ 参考文献
【授業】建築法規専門演習Ⅰ
Ⅰ はじめに
建築物は、私たちの生活やさまざまな社会的・文化的活動のための空間を構成すると同時に、都市の環境や景観を形成する基本的な要素でもある。また、個人や社会にとって重要な資産であり、建築物にはさまざまなルールが定められている。建築物の設計・施工するためには、そのルールである、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低基準を定めた法律、建築基準法を主とした、建築法規を学ぶ必要がある。建築士試験(学科Ⅱ:法規)でもその知識は求められる。本科目は卒業年次に2級建築士試験(学科Ⅱ:法規)に合格するレベルを目標とする。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
建築物の設計・施工に必要な建築法規を理解し、卒業年次に2級建築士試験(学科Ⅱ:法規)に合格するレベルの知識の習得を目的とする。
Ⅲ 授業の教育目標
ここでは各単元の「建築法規」の授業のおさらい、ポイント解説を行い、各単元の二級建築士の学科試験の過去問題に取り組むことで、二級建築士合格レベルの知識を身につける。また、演習課題と学修到達目標を設定し,個々に学修の到達を確認することができる。
テーマ1 授業の進め方、建築士試験の概要説明 用語の定義について
1.何を学ぶか
建築士試験の概要及び建築基準法上の用語の定義について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築法規上の用語について理解し、法令集を活用することができる
・二級建築士試験に出題される用語の定義についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ2 面積・高さの算定
1.何を学ぶか
敷地面積、建築面積、床面積、延べ面積、建築物の高さ、階数について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築物の面積、高さについて理解し、正確に算定できる
・二級建築士試験に出題される面積・高さの算定についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ3 確認申請、建築手続き総合
1.何を学ぶか
確認申請とは何か、またその確認申請の流れや確認申請が必要な建築物等について、及び中間検査、完了検査等、建築手続き総合について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築確認申請等の手続きの流れが理解し、説明できる
・法令集を活用し、確認申請等について必要事項を調べることができる
・二級建築士試験に出題される確認申請、建築手続き総合についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ4 一般構造
1.何を学ぶか
建築物の安全、防火、避難、衛生などに関して定められている技術的基準について学ぶ。(居室の採光、換気、天井高、床高、建築物の階段について等)
2.学習到達目標
・建築物の安全、防火、避難、衛生などに関して定められている技術的基準について理解し、説明できる
・二級建築士試験に出題される一般構造についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ5 耐火・防火
1.何を学ぶか
耐火建築物等にしなければならない特殊建築物等についておよび耐火建築物等に求められる性能について学ぶ。
2.学習到達目標
・耐火建築物等としなければならない特殊建築物について理解し、説明できる
・耐火建築物等に求められる性能についての規定を法令集から導き出すことができる
・二級建築士試験に出題される耐火・防火についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ6 防火地域・準防火地域
1.何を学ぶか
防火地域及び準防火地域内の建築制限及び、防火地域及び準防火地域内の建築物に求められる性能(屋根、外壁等)、建築物が防火地域又は準防火地域の内外にわたる場合の措置について学ぶ。
2.学習到達目標
・防火地域、準防火地域内の建築物の制限について理解し、説明できる
・防火地域、準防火地域内の建築物に求められる性能や、構造が理解し、説明できる
・二級建築士試験に出題される防火地域、準防火地域についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ7 防火区画、避難施設等
1.何を学ぶか
火災が拡大するのを防ぎ、火災を局部的なものに抑えるとともに、避難を容易にするために必要となる防火区画について、及び、安全に避難するための各種避難施設の設置、構造について学ぶ。
2.学習到達目標
・火災が拡大するのを防ぐために、必要となる防火区画について理解し、法令集を活用しながら説明できる
・避難施等についての規定を法令集から導き出すことができる
・二級建築士試験に出題される防火区画、避難施設等についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ8 内装制限
1.何を学ぶか
建築物の初期火災の拡大を防ぎ、避難時間を確保するために、室内の壁・天井の仕上げに使用する材料についての制限(内装制限)について学ぶ。
2.学習到達目標
・内装の制限を受ける建築物とその内装について理解し、説明できる
・二級建築士試験に出題される内装の制限ついての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ9 構造計算・構造強度
1.何を学ぶか
建築物の安全性を確保するために構造計算や構造強度は重要なものである。建築物の規模や高さ、種類に応じた構造計算や技術的基準を学ぶ。
2.学習到達目標
・構造計算の必要な建築物や構造計算の種類、流れを理解し、法令集を活用することができる
・それぞれの構造についての規定を法令集から導き出すことができる
・二級建築士試験に出題される構造計算・構造強度についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ10 敷地と道路
1.何を学ぶか
建築物を建築する敷地と道路の関係、道路の定義や制限について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築物を建築する敷地と道路の関係、道路の定義や制限について説明できる
・二級建築士試験に出題される敷地と道路についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ11 用途地域
1.何を学ぶか
都市計画区域及び準都市計画区域内に住環境の保護、商工業の利便性の増進を目的とするため、13種類の用途地域が定められている。それぞれの用途地域においてどのような用途の建築物が建てられるか、さまざまな制限について学ぶ。
2.学習到達目標
・用途地域の種類について理解し、その建築制限を法令集から導き出すことができる
・二級建築士試験に出題される用途地域についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ12 建ぺい率
1.何を学ぶか
用途地域に応じて、都市計画で定められている建ぺい率。建築物の建築面積の敷地面積に対する割合を建ぺい率といい、その建ぺい率の限度とその算定法について、緩和措置や適用除外について学ぶ。
2.学習到達目標
・建ぺい率について理解し、正確に算定できる
・二級建築士試験に出題される建ぺい率についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ13 容積率
1.何を学ぶか
建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合を容積率といい、その容積率の限度とその算定法について、緩和措置等について学ぶ。
2.学習到達目標
・容積率について理解し、正確に算定できる。
・二級建築士試験に出題される容積率についての問題が解けるようになる。
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ14 高さ制限、日影規制
1.何を学ぶか
建築物の高さに関する制限(絶対高さ制限・道路斜線制限・北側斜線制限・隣地斜線制限・日影規制等)について学ぶ。
2.学習到達目標
・高さ制限について理解し、正確に算定できる
・二級建築士試験に出題される高さ制限、日影規制についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
テーマ15 建築士法、その他関連法規等
1.何を学ぶか
建築基準法に関係する法令の中でも代表的な建築士法、高齢者障害者等の円滑化の促進に関する法律、建築物の耐震改修の促進に関する法律等について学ぶ。
2.学習到達目標
・建築士法及びその他関連法規について理解し、その規定を法令集から導き出すことができる
・二級建築士試験に出題される建築士法及びその他関連法規についての問題が解けるようになる
3.研究課題
二級建築士試験の演習問題に取り組む
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題
Ⅴ アドバイス
課題解説
Ⅵ 科目修得試験:定期試験
定期筆記試験
Ⅶ テキスト
スタンダード二級建築士 学芸出版社
基本建築関係法令集(法令編)総合資格学院編 総合資格学院
Ⅷ 参考文献
【授業】臨床栄養学各論Ⅱ
Ⅰ はじめに
「臨床栄養学各論Ⅱ」は、管理栄養士になるための専門科目である。先に学んだ「臨床栄養学各論Ⅰ」、続けて学ぶ「病態栄養管理」の3科目で臨床栄養学分野を完結する。本講座では、栄養管理が複雑でかつ重要な循環器疾患や腎疾患について、解剖生理学を復習しながら疾患のメカニズムを考え、必要栄養量と制限の必要性、制限の方法および薬物療法との係わりを学修する。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
循環器疾患や腎疾患の必要栄養量、栄養素制限の必要性をメカニズムから理解し、栄養食事療法の方法、薬物療法と食事療法の併用による栄養管理の方法を修得する。そして、傷病者の栄養状態の把握及び病状に応じた栄養ケアプランを立案できる基礎知識を修得することを目的にする。
Ⅲ 授業の教育目標
15回の授業教育目標を示し、各講に学修到達目標を設定し、個々に学修の到達を確認することができる。
第1講 リポたんぱくと脂質異常症の分類
1.何を学ぶか
リポたんぱくと脂質異常症の分類について学ぶ。
2.学習到達目標
・リポたんぱくの分類を説明できる。
・脂質異常症を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.脂質異常症
2.脂質異常症診断基準(採血条件含む)
3.脂質異常症の分類(Ⅰ型~Ⅴ型)とそれぞれの特徴
4.アテローム硬化症が起こるメカニズム
5.HDL-コレステロールが善玉である理由
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第2講 脂質異常症の食事療法
1.何を学ぶか
脂質異常症の食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・脂質異常症の食事療法のポイントを説明できる。
・脂質異常症で用いられる薬剤を挙げられる。
・リスク区分別脂質管理目標値を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.脂質異常症における食事療法
2. 多価不飽和脂肪酸、ビタミンC,Eやポリフェノール類、食物繊維を摂るとよい理由とそれらを多く含む食品
3.脂質異常症の薬物療法
4.リスク区分別脂質管理目標値
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第3講 脂質異常症の症例演習とまとめ
1.何を学ぶか
症例から問題を抽出し、栄養食事指導のプランを立案する。
2.学習到達目標
・演習症例の問題点を抽出し、食事療法を立案できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.合併症の危険因子を改善する食事
2.中鎖脂肪酸を活用する理由
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第4講 血圧上昇のしくみ 高血圧症の原因
1.何を学ぶか
血圧上昇のしくみ、高血圧症の原因について学ぶ。
2.学習到達目標
・血圧が上昇するしくみを説明できる。
・高血圧の原因を説明できる。
・高血圧症の分類ができる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.収縮期血圧、拡張期血圧
2.高血圧の分類
3.高血圧の原因
4.RAA系
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第5講 二次性高血圧の原因 高血圧症の合併症
1.何を学ぶか
二次性高血圧の原因、高血圧症の合併症について学ぶ。
2.学習到達目標
・二次性高血圧の原因を説明できる
・重症化した場合の高血圧症の症状を説明できる。
・高血圧症の合併症を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1. 二次性高血圧の原因になる主な疾患と高血圧との関係
2. 高血圧症が重症化した場合の症状
3. 高血圧の合併症とその理由
4. 成人における血圧値の分類と様々な状況下での高血圧の基準
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第6講 高血圧症の予後と薬物療法
1.何を学ぶか
高血圧症の予後と薬物療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・高血圧症の予後を説明できる。
・高血圧症の薬物療法のうち、食事療法との相互作用がある薬剤を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1. 診察室血圧に基づいた脳心血管病リスクの層別化
2. カルシウム拮抗薬、ACE-I,ARBの作用機序と特徴(注意点含む)
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第7講 高血圧症の食事療法
1.何を学ぶか
高血圧症の食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・高血圧治療ガイドラインに基づいた生活習慣の修正を説明できる。
・減塩の必要性と工夫を説明できる。
・降圧に有効な食品とその成分および作用を説明できる。
・外食の工夫を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.収縮期血圧を降下させるための生活習慣の修正法
2.高血圧治療ガイドラインによる高血圧治療のための生活習慣の修正項目
3.減塩の必要性と工夫
4.降圧に有効な食品とその成分および作用
5.外食の選び方
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第8講 高血圧のまとめ
1.何を学ぶか
症例から問題を抽出し、栄養食事指導のプランを立案する。
2.学習到達目標
・演習症例の問題点を抽出し、問題を主観的情報と客観的情報に分類できる。
・演習症例の必要栄養量を提案できる。
・演習症例に対し栄養食事指導のプランを立案できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.演習症例の高血圧の分類
2.演習症例の必要栄養量
3.演習症例の食事プラン
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第9講 腎臓のしくみと働き 糸球体腎炎
1.何を学ぶか
腎臓のしくみと働き、糸球体腎炎について学ぶ。
2.学習到達目標
・腎臓のしくみと働き、血圧との関係を説明できる。
・腎機能が低下した場合の障害を説明できる。
・糸球体腎炎の原因、分類および治療目的を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.腎臓の働き
2.腎臓から分泌されるホルモンおよび酵素とその作用
3.腎機能障害
4.腎性貧血
5.基底膜、メサンギウム、IgA
6.糸球体腎炎の原因
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第10講 ネフローゼ症候群 腎不全
1.何を学ぶか
ネフローゼ症候群、腎不全について学ぶ。
2.学習到達目標
・ネフローゼ症候群の分類と症状を説明できる。
・ネフローゼ症候群の診断基準を説明できる。
・ネフローゼ症候群の合併症を説明できる。
・ネフローゼ症候群の食事療法を説明できる。
・腎不全の分類を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.ネフローゼ症候群およびその分類
2.ネフローゼ症候群の診断基準,合併症とそのメカニズム
3.ネフローゼ症候群の栄養基準と食事療法のポイント
4.腎不全の定義および分類
5.腎不全の原因
6.腎不全の症状
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第11講 腎不全の栄養評価
1.何を学ぶか
腎不全の栄養評価について学ぶ。
2.学習到達目標
・腎不全の栄養評価の必要性と評価項目を説明できる。
・腎不全患者の栄養教育を説明できる。
・腎不全患者の食事療法のポイントを説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.腎不全の栄養アセスメント
2.二次性副甲状腺機能亢進症のメカニズム
3.腎不全の栄養教育
4.腎不全の食事療法の必要性とその工夫(低たんぱく食、アミノ酸スコア含む)
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第12講 慢性腎臓病とその治療
1.何を学ぶか
慢性腎臓病とその治療について学ぶ。
2.学習到達目標
・慢性腎臓病とその重症度分類を説明できる。
・透析療法の長所と短所を説明できる。
・慢性腎臓病の栄養アセスメントと栄養ケア(透析間体重増加を含む)を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.慢性腎臓病とその原因
2.慢性腎臓病の重症度分類
3.透析療法の調書と短所
4.慢性腎臓病の栄養アセスメント(推定食塩摂取量、推定たんぱく質摂取量、ドライウェイトと透析間体重増加)
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第13講 慢性腎臓病の食事療法
1.何を学ぶか
慢性腎臓病の食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・慢性腎臓病の食事療法基準を説明できる。
・慢性腎臓病患者の栄養教育内容を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.慢性腎臓病の食事基準(図表が良い)
2.CKDステージ3b以降で低たんぱく食かつエネルギー確保が必要な理由と工夫
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第14講 慢性腎臓病の食事療法 糖尿病腎症の病態と食事療法
1.何を学ぶか
慢性腎臓病の食事療法、糖尿病腎症の病態と食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・慢性腎臓病で制限が必要な栄養成分を説明できる。
・糖尿病から糖尿病腎症になるしくみを説明できる。
・糖尿病腎症の病期分類を説明できる。
・糖尿病腎症の治療のポイントを説明できる。
3.研究課題
以下の課題取り組みなさい。
1.カリウムやリンを制限する理由とその方法
2.糖尿病から糖尿病腎症になるメカニズム
3.糖尿病腎症の病期分類(表)
4.CKD重症度分類と糖尿病腎症病期分類の関係(表)
5.糖尿病腎症の治療ポイント
6.CKDと糖尿病腎症の食事療法基準(表)
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第15講 症例演習
1.何を学ぶか
症例から問題を抽出し、栄養食事指導のプランを立案する。
2.学習到達目標
・演習症例の入院時の問題点を抽出、主観的情報、客観的情報に分類できる。
・演習症例の必要栄養量を提案できる。
・演習症例の栄養食事指導のプランを立案できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.演習症例の入院時の問題点
2.1の問題点を主観的情報、客観的情報に分ける
3.演習症例の必要栄養量
4.演習症例の栄養食事指導のプランを立案
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
高血圧症(本態性高血圧)の食事療法について、「高血圧治療ガイドライン」に基づき説明しなさい。
課題2
慢性腎臓病の病期分類とその分類に合わせた食事療法およびそのポイントを説明しなさい。
Ⅴ アドバイス
課題1解説
本態性高血圧は生活習慣が原因になる生活習慣病である。「高血圧治療ガイドライン」では生活習慣を改善することを重視しており、そのために生活習慣の修正項目として改善策を挙げています。この修正項目と日本版DASH食から高血圧症の食事療法について考えてみましょう。
課題2解説
慢性腎臓病の食事療法では、腎臓の残存機能から病期分類され、その分類に合わせて各種栄養素が厳しく制限されます。各ステージにおいて、制限が必要な栄養素となぜその栄養素を制限する必要があるかを考えてみましょう。
Ⅵ 科目修得試験:対面による筆記試験
Ⅶ テキスト
ステップアップ 栄養・健康科学シリーズ 臨床栄養学 東山幸恵編(科学同人)
Ⅷ 参考文献
日本腎臓学会編CHD診療ガイドブック:(東京医学社)
病態栄養ガイドブック:日本病態栄養学会(メディカルレビュー)
症例からみた臨床栄養学:加藤昌彦ほか(東京教学社)
慢性腎臓病食事指導のポイント:兼平菜々((医歯薬出版)
臨床病態栄耀学 武田英二(文光堂)
今日の病態栄養療法 渡辺明治(南江堂)
栄養食事療法シリーズ2 たんぱく質コントロール食の食事療法 渡邉早苗ほか(建帛社)
栄養食事療法シリーズ4 食塩コントロール食の食事療法 渡邉早苗ほか(建帛社)
【授業】臨床栄養学各論Ⅰ
Ⅰ はじめに
「臨床栄養学各論Ⅰ」は、栄養士・管理栄養士になるための専門科目である。続けて学ぶ「臨床栄養学各論Ⅱ」、「病態栄養管理」の3科目で臨床栄養学分野を完結する。本講座では、3科目の中でもごく身近に接することが多い栄養性疾患、代謝性疾患を中心に、解剖生理学を復習しながら疾患のメカニズムを考え、解剖生理学を復習しながら疾患のメカニズムを考え、必要栄養量と制限の必要性、制限の方法および薬物療法との係わりを学修する。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
栄養性疾患,代謝性疾患の必要栄養量、栄養素の制限の必要性を疾患のメカニズムから理解し、食事療法の方法、薬物療法と栄養療法の併用による栄養管理の方法を修得する。そして、傷病者の栄養状態の把握及び病状に応じた栄養ケアプランを立案できる基礎知識を修得することを目的にする。
Ⅲ 授業の教育目標
15回の授業教育目標を示し、各講に学修到達目標を設定し、個々に学修の到達を確認することができる。
第1講 肥満症の定義と分類
1.何を学ぶか
肥満症の定義と分類、肥満と肥満症の違いを学ぶ。
2.学習到達目標
・肥満の分類を説明できる。
・肥満と肥満症の違いを理解できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.肥満症
2.原発性(単純性)肥満
3.二次性(症候性)肥満
4.肥満度分類
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第2講 肥満症の病態
1.何を学ぶか
レプチン抵抗性、健康障害、合併症など肥満症の病態について学ぶ。
2.学習到達目標
・肥満に伴う健康障害を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.レプチン抵抗性
2.肥満に伴う健康障害
3.肥満で起こりやすい合併症
4.高度肥満症で注意が必要な疾患
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第3講 肥満症の治療
1.何を学ぶか
肥満症の治療目標と減量目的、減量のための運動療法、メタボリックシンドロームについて学ぶ。
2.学習到達目標
・肥満症の治療目標と正しい減量目的を説明できる。
・減量のための運動療法を説明できる。
・メタボリックシンドロームの治療意義とアディポサイトカインを説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.肥満症の診断
2.内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
3.肥満症の治療目標
4.減量の注意点(LBM)
5.高度肥満症の薬物療法
6.肥満症の運動療法
7.メタボリックシンドロームとアディポサイトカインの種類
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第4講 肥満症の食事療法
1.何を学ぶか
減量のためのエネルギー出納、肥満症の食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・体脂肪1kgを減らすためのエネルギー出納を説明できる。
・肥満症の食事基準及び食事療法の注意点を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.体脂肪を減らすために負にするエネルギー量の算出方法
2.肥満症の食事療法(食事基準含む)、注意点
3.超低エネルギー食療法(VLCD)とその注意点、適応、禁忌
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第5講 糖尿病の概要
1.何を学ぶか
糖尿病の概要およびインスリンの働きについて学ぶ。
2.学習到達目標
・インスリンの働きから高血糖になるメカニズムを説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.糖尿病とは
2.インスリンの働き(絶対的欠乏、相対的欠乏、インスリン抵抗性)
3.ブドウ糖が細胞に取り込まれる(血糖値が下がる)仕組み
4.GLUT4の働き
5.高血糖の結果起こること
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第6講 糖尿病の分類および合併症
1.何を学ぶか
糖尿病の分類および合併症について学ぶ。
2.学習到達目標
・糖尿病の分類をできる。
・1型糖尿病と2型糖尿病の違いを説明できる。
・糖尿病の合併症を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.糖尿病の分類
2.糖尿病の典型症状
3.糖尿病の急性合併症と慢性合併症
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第7講 糖尿病の検査
1.何を学ぶか
糖尿病治療でよく用いられる臨床検査所見について学ぶ。
2.学習到達目標
・診断に用いられる以下の検査と評価を説明できる。
・随時血糖値
・HbA1c
・Cペプチド
・ブドウ糖負荷試験
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.随時血糖値
2.HbA1c
3.糖尿病の診断基準
4.赤血球による貧血分類
5.Cペプチド
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第8講 糖尿病治療の目標
1.何を学ぶか
糖尿病の治療とその計画、運動療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・糖尿病治療の短期目標、中期目標、長期目標を説明できる。
・糖尿病の運動療法を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.糖尿病の治療目標
2.血糖コントロール指標
3.糖尿病の運動療法の効果
4.推奨される運動
5.運動療法の注意点(禁忌、制限が必要な状態を含む)
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第9講 糖尿病の薬物療法①
1.何を学ぶか
糖尿病の経口治療薬について、そのメカニズムから学ぶ。
2.学習到達目標
・主な経口糖尿病薬とその機序を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.インスリン抵抗性改善薬
2.インスリン分泌促進薬
3.糖吸収・排泄調節薬とその注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第10講 糖尿病の薬物療法②
1.何を学ぶか
糖尿病の注射薬(適応の分類、低血糖発作時など)について学ぶ。
2.学習到達目標
・糖尿病注射薬の適応と分類、低血糖発作発症時の対応を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.インスリン療法の目的と適応
2.インスリン分泌パターンとそれを補うインスリンの種類
3. GLP-1受容体作動薬の特徴と適応
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第11講 糖尿病の食事療法①
1.何を学ぶか
糖尿病の食事療法の目的、食事基準、制限が必要な栄養素について学ぶ。
2.学習到達目標
・糖尿病食事療法の目的、食事基準を説明できる。
・制限が必要な栄養素とその必要性を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.糖尿病の食事療法の目的
2.糖尿病患者の食事基準
3.三大栄養素摂取の注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第12講 糖尿病の食事療法②
1.何を学ぶか
糖尿病の食事療法におけるビタミンの作用、不足しやすいビタミン、血糖上昇に配慮した食品選択を学び、糖尿病食事療法のための食品交換表を使用する目的を学ぶ
2.学習到達目標
・糖尿病治療とビタミン摂取の関係を説明できる。
・血糖上昇に配慮した食品を選択できる。
・糖尿病食事療法のための食品交換表の目的を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.血糖コントロールに必要なビタミン
2.食物繊維の有用性と多く含む食品
3.血糖値を上げにくい食べ方
4.レジスタントスターチ
5.糖尿病食事療法のための食品交換表
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第13講 糖尿病の食事療法③
1.何を学ぶか
糖尿病の食事療法において用いる糖尿病食事療法のための食品交換表の使い方を学ぶ。
2.学習到達目標
・糖尿病食事療法のための食品交換表の使い方を説明できる。
・必要栄養量から食料構成を作成できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.必要栄養量から食料構成作成のための注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第14講 糖尿病の食事療法④
1.何を学ぶか
常食から糖尿病食への食事展開を学ぶ。
2.学習到達目標
・糖尿病食事療法のための食品交換表を用いて、常食から展開できる。
3.研究課題
以下の課題に取り組みなさい。
1.常食からの展開
作成した食料構成を用いて常食からメニューを展開する
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第15講 糖尿病の食事療法⑤
1.何を学ぶか
症例から問題を抽出し、栄養食事指導のプランを立案する。
人工甘味料の種類と特性を学ぶ。
2.学習到達目標
・症例から課題を抽出し、必要栄養量の提案をし、注意すべき栄養素を説明し、食品を例に挙げて指導計画を立案できる。
・人工甘味料の種類ごとに、特性(用い方の注意点)を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.必要栄養量の求め方
2.糖尿病患者が摂ると良い食品、避けたほうが良い食品
3.人工甘味料の種類と特性
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
肥満症の治療ポイントをLBMを考慮して説明しなさい。
課題2
糖尿病の食事療法の目的を長期目標、中期目標、短期目標を考慮して説明し、血糖コントロールに配慮した食事の摂り方を説明しなさい。
Ⅴ アドバイス
課題1解説
LBMは栄養状態に限らず、健康維持、感染症予防のために大変重要です。LBMとは何か、またLBMを減らすことなく減量する重要性を述べ、減量のためにどのようなことに注目して指導する必要があるかを考えてみましょう。
課題2解説
国民病と言われるほど2型糖尿病が増加しています。一旦糖尿病になると完治はしません。そのため、生涯にわたり運動療法と食事療法を継続しなければなりません。さらに、その先の合併症を予防するためにも大変重要な治療法です。そこで、何のために食事療法をしなければならなく、いつ、何を、どのように、どれくらい摂ると良いのかを考えてみましょう。
Ⅵ 科目修得試験:対面による筆記試験
Ⅶ テキスト
ステップアップ 栄養・健康科学シリーズ 臨床栄養学 東山幸恵編(科学同人)
糖尿病食事療法のための食品交換表 日本糖尿病学会編(文光堂)
Ⅷ 参考文献
症例からみた臨床栄養学:加藤昌彦ほか(東京教学社)
NCMシリーズ1代謝・内分泌疾患:幣憲一郎ほか(医歯薬出版)
肥満学会編ガイドライン・指導マニュアル:(医歯薬出版)
わかりやすい疾患別栄養ケア・マネージメント献立から指導まで:江崎すずほか(学建書院)
臨床病態栄耀学 武田英二 文光堂
今日の病態栄養療法 渡辺明治 南江堂
栄養食事療法シリーズ1 エネルギーコントロールの食事療法 渡邉早苗他 建帛社
日本糖尿病学会:糖尿病治療ガイド(文光堂)
【授業】病態栄養管理
Ⅰ はじめに
「病態栄養管理」は、管理栄養士になるための専門科目である。先に学んだ「臨床栄養学各論Ⅰ」、「臨床栄養学各論Ⅱ」の3科目で臨床栄養学分野を完結する。本講座では、消化器疾患及び呼吸器疾患について、解剖生理学を復習しながら疾患のメカニズムを考え、必要栄養量と制限の必要性、制限の方法および薬物療法との係わりを学修する。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
消化器疾患及び呼吸器疾患の必要栄養量、栄養素の制限の必要性を疾患のメカニズムから理解し、食事療法の方法、薬物療法と栄養療法の併用による栄養管理の方法を修得する。そして、傷病者の栄養状態の把握及び病状に応じた栄養ケアプランを立案できる基礎知識を修得することを目的にする。
Ⅲ 授業の教育目標
15回の授業教育目標を示し、各講に学修到達目標を設定し、個々に学修の到達を確認することができる。
第1講 消化器疾患の概要
1.何を学ぶか
消化器疾患の概要、胃炎の病態及び食事療法について学ぶ
2.学習到達目標
・消化器の解剖を説明できる。
・急性胃炎と慢性胃炎を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.口から肛門までの消化器
2.急性単純性胃炎の原因
3.急性胃炎の症状
4.慢性胃炎の食事療法
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第2講 消化性潰瘍の病態及び食事療法
1.何を学ぶか
消化性潰瘍の病態及び食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・胃・十二指腸潰瘍の原因を説明できる。
・胃・十二指腸潰瘍の食事療法を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.胃・十二指腸潰瘍の原因と症状
2.胃潰瘍の食事療法の目的と原則
3.胃潰瘍の食事療法の注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第3講 胃がんの病態及び食事療法
1.何を学ぶか
胃がんの病態及び食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・胃がんの術前の注意点を説明できる。
・胃切除術後の合併症を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.胃がんの症状
2.がんの治療原則
3.胃がんの術前管理
4.胃切除術後の合併症
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第4講 胃切除術後の栄養管理 大腸がん切除後の栄養管理
1.何を学ぶか
胃切除術後の栄養管理、大腸がん切除後の栄養管理について学ぶ。
2.学習到達目標
・ダンピング症候群の予防を説明できる。
・胃切除術後の食事療法を説明できる。
・大腸がん切除後の食事の注意点を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.胃切除術後の食事基準
2.ダンピング症候群と貧血の予防
3.大腸がんの特徴
4.人工肛門増設後の食事の注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第5講 胃切除術後の栄養管理 大腸がん切除後の栄養管理
1.何を学ぶか
炎症性腸疾患(クローン病)について学ぶ。
2.学習到達目標
・炎症性腸疾患の定義を説明できる。
・クローン病の特徴と症状を踏まえ、その治療及び食事療法を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.炎症性腸疾患とは
2.クローン病の特徴と症状
3.クローン病治療で用いる経腸栄養剤の特徴
4.n-3/n-6及びそれぞれの脂肪酸の特徴とそれらを多く含む食品
5. クローン病の食事基準及び食事療法の注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第6講 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)過敏性腸症候群
1.何を学ぶか
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)、過敏性腸症候群について学ぶ。
2.学習到達目標
・潰瘍性大腸炎の特徴、薬物療法、食事療法を説明できる。
・過敏性腸症候群の症状とその症状に合わせた食事療法を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.潰瘍性大腸炎の特徴
2.潰瘍性大腸炎の食事基準
3.潰瘍性大腸炎の食事療法の注意点
4.薬剤(サアゾスルファピリジン)により欠乏する栄養素と症状
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第7講 肝臓の働きと障害
1.何を学ぶか
肝臓の働きと障害について学ぶ。
2.学習到達目標
・肝臓の働きを説明できる。
・肝機能が低下した場合に起こる障害を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.肝臓の働き
2.肝機能が低下した場合に起こる障害
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第8講 肝炎の病態と食事療法
1.何を学ぶか
肝炎の病態と食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・ウィルス性肝炎の種類、感染経路、症状を説明できる。
・慢性肝炎の原因と症状、食事療法を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.ウィルス性肝炎の分類と感染経路及び特徴
2.慢性肝炎の定義及び特徴
3.慢性肝炎の食事療法(食事基準含む)
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第9講 肝硬変の病態
1.何を学ぶか
肝硬変の病態について学ぶ。
2.学習到達目標
・肝硬変になる原因と病態及び合併症が起こるメカニズムを説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.肝硬変の原因
2.肝硬変の病態と合併症及びそのメカニズム
3.間接ビリルビンと直接ビリルビン(黄疸)
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第10講 肝硬変の病態
1.何を学ぶか
肝硬変の病態について学ぶ。
2.学習到達目標
・肝硬変の病期分類を説明できる。
・肝硬変により生じる合併症を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.検査所見に基づいた病期分類
2.アミノ酸インバランス
3.肝硬変の食事基準
4.LES(Late Evening Snack)の有用性
5.食道静脈瘤を合併する場合の食事の注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第11講 肝硬変患者の症例演習
1.何を学ぶか
肝硬変患者の症例から問題を抽出し、栄養食事指導のプランを立案する。
2.学習到達目標
・症例の栄養状態を判定できる。
・症例から問題点を抽出できる。
・症例の必要栄養量を算出できる。
・合併症に配慮した食事療法(食事量、食事の摂り方)の立案ができる。
3.研究課題
症例について説明しなさい。
1.問題点
2.必要栄養量
3.食事療法の注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第12講 胆石症の病態と食事療法 膵炎の病態と食事療法
1.何を学ぶか
胆石症の病態と食事療法、膵炎の病態と食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・胆石症の原因と症状から食事療法を説明できる。
・膵炎の病態と原因から食事療法を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.胆石の種類と胆石症の原因及び症状
2.胆石症が閉経後の女性に多い理由
3.急性膵炎の原因と症状
4.慢性膵炎の原因及び病期分類
5.慢性膵炎の合併症
6.急性膵炎、慢性膵炎の食事基準と注意点
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第13講 慢性閉塞性肺疾患の病態
1.何を学ぶか
慢性閉塞性肺疾患の病態について学ぶ。
2.学習到達目標
・慢性閉塞性肺疾患の病態と原因、症状を説明できる。
・慢性閉塞性肺疾患の合併症を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.慢性閉塞性肺疾患のメカニズム、原因、症状
2.1秒率
3.慢性閉塞性肺疾患の合併症
4.慢性閉塞性肺疾患の治療ポイント
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第14講 慢性閉塞性肺疾患の栄養評価
1.何を学ぶか
慢性閉塞性肺疾患の栄養評価について学ぶ。
2.学習到達目標
・慢性閉塞性肺疾患の栄養評価の方法を説明できる。
・呼吸性アシドーシスのメカニズム及び原因を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.慢性閉塞性肺疾患の栄養評価
(LBM、RTP含む)
2.呼吸性アシドーシスの原因
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第15講 慢性閉塞性肺疾患の食事療法
1.何を学ぶか
慢性閉塞性肺疾患の食事療法について学ぶ。
2.学習到達目標
・慢性閉塞性肺疾患の食事療法を説明できる。
・慢性閉塞性肺疾患患者が陥りやすい栄養障害を説明できる。
3.研究課題
以下について説明しなさい。
1.慢性閉塞性肺疾患の食事療法のポイント
2.慢性閉塞性肺疾患で脂質摂取量を多くする理由
3.呼吸商と食事療法の関係
4.慢性閉塞性肺疾患患者がn-3系多価不飽和脂肪酸,CoQ10を摂取するとよい理由
5.慢性閉塞性肺疾患患者が食事をするときに必要な配慮
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
肝硬変の原因と特有の合併症を説明し、必要な栄養管理について説明しなさい。
課題2
慢性閉塞性肺疾患の食事療法について、その必要性も含めて説明しなさい。
Ⅴ アドバイス
課題1解説
肝硬変は肝炎の末期像として発症します。そして肝臓のさまざまな機能が低下することによって種々の合併症を起こします。それらの合併症も考えながら、どんな栄養管理が、なぜ必要かを考えてみましょう。
課題2解説
慢性閉塞性肺疾患は気管の炎症や狭窄によって起こります。末期には肺でのガス交換が不十分であるがゆえに呼吸苦が見られます。そのために食事療法における特別な配慮が必要です。脂質や食事量、食事の形態などに注目して考えてみましょう。
Ⅵ 科目修得試験:対面による筆記試験
Ⅶ テキスト
ステップアップ 栄養・健康科学シリーズ 臨床栄養学 東山幸恵編(科学同人)
Ⅷ 参考文献
病態栄養ガイドブック:日本病態栄養学会(メディカルレビュー)
臨床病態栄耀学 武田英二(文光堂)
今日の病態栄養療法 渡辺明治(南江堂)
栄養食事療法シリーズ2 たんぱく質コントロールの栄養食事療法 渡辺早苗ほか(建帛社)
栄養食事療法シリーズ3 脂質コントロールの栄養食事療法 渡辺早苗ほか(建帛社)
栄養食事療法シリーズ10 消化器・術前術後・呼吸器・内分泌疾患の栄養食事療法 渡辺早苗ほか(建帛社)
【授業】調理科学
Ⅰ はじめに
調理をするうえで、各種調理操作(煮る、焼く、蒸す、揚げる、炒める)の特徴、調理操作による生じる食品の変化(温度、味、テクスチャー)を理解することは大切である。調理科学では、各調理操作の特徴、調理操作により生じる食品の組織や成分、物性変化を理解し、調理操作や食品の調理性について科学的な視点で理解する。
また、それらの知識を大量調理の基本と関連させ、応用できるようにする。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
調理科学では、基本的な調理操作(煮る、焼く、蒸す、揚げる、炒める)の特徴、調理操作により生じる食品の組織や成分、物性変化を科学的な視点で理解できる知識を修得することを目的とする。
Ⅲ 授業の教育目標
調理には、栄養面、衛生面だけでなくおいしさが求められる。そのため、食品の特性を知り、適切な調理操作を選択する必要が求められる。調理操作により生じる食品の組織や成分変化を科学的な視点で説明する。
第1講 米、小麦の調理特性
1.何を学ぶか
(1) 米の成分および構造
(2) 白飯、味付け飯、酢飯、炒め飯の調理
(3) 米粉の調理
(4) 小麦粉の成分および分類
(5) 小麦粉の膨化調理
2.学習到達目標
・米の成分および構造が説明できる。
・米の調理(白飯、味付け飯、酢飯、炒め飯)のポイント
(それぞれの違い)が説明できる。
・米粉の種類および調理(種類による違い)が説明できる。
・小麦粉の成分および品質特性による分類が説明できる。
・小麦粉の膨化調理について説明できる。
3.研究課題
(1) 白飯、味付け飯、酢飯、炒め飯のポイント(それぞれの違い)をまとめなさい。
(2) 米粉の種類および種類による調理特性の違いをまとめなさい。
(3) グルテン形成に及ぼす影響をまとめなさい。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第2講 牛乳、鶏卵の調理特性
1.何を学ぶか
(1) 牛乳の成分
(2) 牛乳の加熱による皮膜形成
(3) 牛乳の酸による凝固
(4) 鶏卵の成分および構造
(5) 鶏卵の調理特性(希釈性、泡立ち性、熱凝固性、乳化性)
2.学習到達目標
・牛乳の加熱、酸添加による変化について説明できる。
・鶏卵の調理特性(希釈性、泡立ち性、熱凝固性、乳化性)について説明できる。
3.研究課題
(1) 牛乳の加熱による皮膜形成および酸による凝固に関与する成分、調理上の注意点をまとめなさい。
(2) 鶏卵の熱凝固性について、熱凝固に及ぼす添加物の影響も含めまとめなさい。
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
課題2
Ⅴ アドバイス
課題1解説
課題2解説
Ⅵ 科目修得試験:レポート試験
Ⅶ テキスト
調理学 食べ物と健康④,木戸詔子,池田ひろ,化学同人
Ⅷ 参考文献
調理の科学,吉田恵子,綾部園子編著,理工図書
食品学Ⅱ,栢野新市,水品善之,小西洋太朗編,羊土社
【授業】管理栄養士 対策講座
Ⅰ はじめに
管理栄養士国家試験に合格するためには、これまで学修した授業内容の見直しと復習をし、自主的な学修姿勢を身に付けることが大切である。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
授業内容や勉強方法の見直しを行い、くり返し過去問等を解くことで、管理栄養士国家試験合格を目指す。
Ⅲ 授業の教育目標
15回の授業教育目標を示し、各講に学修到達目標を設定し、個々に学修の到達を確認することができる。
第1講 核酸の構造と機能
1.何を学ぶか
・核酸の種類と誘導体、およびその働き
・遺伝子の発現について
・臨床分野で利用される遺伝子解析技術について
2.学習到達目標
・核酸の構造とその名称がわかる。
・転写・翻訳の仕組みを説明できる。
・遺伝子解析技術の仕組みを説明できる。
3.研究課題
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
第2講 酵素の分類と機能
1.何を学ぶか
・代表的な消化酵素や代謝酵素について
・基質親和性、アロステリック酵素、酵素の活性調節について
・酵素の阻害様式と薬による酵素阻害について
2.学習到達目標
・酵素の名称と働きを説明できる。
・酵素の機能を説明できる。
・酵素阻害について説明できる。
3.研究課題
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
課題2
Ⅴ アドバイス
課題1解説
課題2解説
Ⅵ 科目修得試験:
Ⅶ テキスト
管理栄養士国家試験対策完全合格教本(上巻・下巻) 東京アカデミー編
Ⅷ 参考文献
【授業】基礎栄養学
Ⅰ はじめに
糖質の代謝は、栄養の代謝を学ぶ上で基礎かつ重要な分野であり、エネルギー代謝を理解する上で必須である。この分野をより理解するために、特に解糖系、TCAサイクル、電子伝達系について詳しく学び、生体内での代謝における位置づけについてより深く理解する。
Ⅱ 授業の目的・ねらい
糖代謝の各経路について学び、エネルギー産生経路について学ぶ。またこれらの経路がどのように他の代謝にも作用をしているのか、理解を深める。
Ⅲ 授業の教育目標
糖が代謝される様子を、関連する経路を用いて説明できるように、各経路について理解する。
第1講
1.何を学ぶか
糖質が解糖系、TCAサイクル、電子伝達系で代謝される経路について学び、エネルギーがどのように産生されるのか、理解する。
2.学習到達目標
解糖系、TCAサイクル、電子伝達系の代謝について、生体の機能と関連付けて説明ができる。
3.研究課題
4.映像資料
5.プレゼン資料
6.テキスト
Ⅳ レポート課題
課題1
課題2
Ⅴ アドバイス
課題1解説
課題2解説
Ⅵ 科目修得試験:
Ⅶ テキスト
オープンセサミシリーズ 管理栄養士 上巻 東京アカデミー編
Ⅷ 参考文献
・スタンダード人間栄養学 基礎栄養学 第3版 朝倉書店
・マッキー生化学 第6版 化学同人